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史料纂集古記録編 第25回配本 師守記6
在庫あり

史料纂集古記録編 第25回配本 師守記6 (しりょうさんしゅうこきろくへん25 もろもりき6)

発行:続群書類従完成会

藤井貞文・小林花子校訂

続群書類従完成会発行

本体7,200円+税

初版発行:1972年 A5判・上製・函入・340頁 ISBN 4-7971-0305-1 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

少外記中原師守(大外記師右二男、兄は師茂)自筆。原本は『師茂記』と題されているが、実について『師守記』とする。中原家は、代々局務に携って大少外記を世襲し明経道の博士家として著名である。日々、始めに一家内の動静を、後に世事や外記局務の書留を記している。南北朝動乱期の政治経済・社会状勢を知る上で貴重であり、特に両朝の講和・合体に至る交渉を知る数少ない史料。

〔収録範囲〕
1362〔貞治元〕~1363〔貞治2〕
○斯波義種軍勢を率いて摂津に発向
○中原師連心事を訴う
○義詮摂津平定により東寺より帰宿
○借米残を師茂に返却
○記録所定寄人結番
○仁治以来の縣召京官除目聞書を南朝より注送
○三河守護大島義高上京
○赤松則祐摂津守護となる
○四条町商人鳥目を進む
○義詮犬追物を見物す
○建式以来の公卿補任借入
○新嘗祭卜形書様
○兵庫島漏船文書一見
○山城市辺御稲田争論
○老人星勘文
○左女牛烏丸屋争論
○感神院神人と堀川商人争論
○佐々木義信義詮邸において元服
○大将大臣着陣節会等公事の例
○田原一揆衆
○旱魃により井戸を掘る
○中原師興母に義絶さる
○宿紙払底す
○漏船評定
○広田社東大寺と争論
○巡茶
○二条良基車を借り鷹狩に行く
○洞院公定物狂
○頼元記
○河原院造営関所
○伊勢志摩両国の済物
○内覧宣下の例
○義詮今出川山荘に移徙
○木津相楽稲田に春日祭神供を沙汰
○覚一行一の平曲を聞く
○二条町地の越訴
○清原国尚林阿弥と口論し殺さる


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