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明智光秀【史料で読む戦国史③】 (あけちみつひで)

藤田達生・福島克彦編

キーワード:
山崎の戦い / 山崎の合戦 / 石谷家文書 / 惟任日向守 / 羽柴秀吉 / 織田信長 / 明智光秀 / 長宗我部元親 / 豊臣秀吉 / 本能寺の変

本体4,800円+税

初版発行:2015年10月10日 A5判・上製・カバー装・392頁 ISBN 978-4-8406-2210-3 C3021



発給文書174通を翻刻、謎多き戦国武将の実像に迫る!
光秀の発給文書を徹底調査・収集し、年代・真偽をできるかぎり確定。
歴史上の大舞台に立った光秀と、その周辺事情に迫る。
光秀研究は本書からスタート!

【内容説明】足利義昭から信長へと主君を替え、信長の勢力拡大に大きく貢献しながら、本能寺の変で信長を殺害。秀吉との戦いに敗れた「山崎の戦い」など、数多くの歴史上の大舞台に立ちながらも、出自や経歴などは杳として知れず、謎に包まれた戦国武将・明智光秀。その生涯を、史料に基づいて徹底検証する。

【本書の特長】
●光秀の発給した文書174通を収集・翻刻。さらに、原文書の写真約30点を併載。光秀の行動や性格、心情を知る上で、まず最初に手に取るべき基本文献。
●偽文書かどうか、あるいは年次比定はいつか。論争のあった文書を花押や書札礼など多方面から徹底考証。
●収集史料の細部まで検証した、研究者による最新の書き下ろし論考・コラムを収録(立花京子氏の論考のみ再録)。モノとしての史料の在り方を見つめ直し、周縁人物に注目することで光秀の姿を浮かび上がらせる。
●近年話題となった石谷家文書から「本能寺の変」研究の新たな可能性も示唆。
●収集史料の信憑性を十分に検討し、新たな光秀像を提示。もっとも有名、かつもっとも謎多き戦国武将の実像に迫る。

【目次】総 論—明智光秀の生涯—(藤田達生)
◆第Ⅰ部 史料編
明智光秀文書集成
◆第Ⅱ部 論考編
明智光秀花押の経年変化と光秀文書の年次比定(立花京子)
明智光秀の書札礼(小久保嘉紀)
〔コラム〕岐阜県の明智光秀(小久保嘉紀)
戦国政治と足利将軍(山田康弘)
〔コラム〕戦国時代における足利将軍とその周辺(山田康弘)
明智光秀と小畠永明—織田権力期における丹波の土豪—(福島克彦)
織田停戦令と派閥抗争(藤田達生)
本能寺の変研究の新段階—「石谷家文書」の発見—(藤田達生)
足利義昭の上洛戦—「石谷家文書」を読む—(藤田達生)
◆付  録
明智光秀 略年譜
参考文献
表 明智光秀関係文書一覧

【著者情報】※researchmapなどへの外部リンクです

藤田達生、福島克彦


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