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小西行長―「抹殺」されたキリシタン大名の実像―【史料で読む戦国史②】 (こにしゆきなが)

鳥津亮二著(とりづ りょうじ/熊本県・八代市立博物館未来の森ミュージアム学芸員)

本体4,800円+税

初版発行:2010年7月31日 A5判・上製・カバー装・本文360頁+カラー口絵8頁 ISBN 978-4-8406-2049-9 C3021


【好評につき重版:2015年9月5日刊行】
第32回熊日出版文化賞受賞!
朝日新聞・毎日新聞・西日本新聞・熊本日日新聞他、各紙紹介!
史料で読む戦国史シリーズ②
関ヶ原の敗軍の将として「抹殺」されたはずの史料を原本にあたり徹底調査、「つくられた行長」の虚像を覆す!

【内容説明】●謎に包まれたキリシタン大名・小西行長に関わる史料を博捜、新たな行長像を再構築!
●図版を100点以上収録し、わかりやすく叙述。
●付録に、行長が発給した文書101通(全90頁)の翻刻を掲載。54点は原文書の写真も併載。


【紹介記事】
『朝日新聞』2011年1月13日夕刊「「卑劣」イメージのキリシタン大名 小西行長 見直し進む……」

『毎日新聞』2010年7月25日

『熊本日日新聞』2010年8月16日
「謎の実像 原本もとに迫る……」

『西日本新聞』2010年9月23日
「不遇のキリシタン大名へ光 寺社焼き打ち「後世の誇張」 新視点で史実に迫る…」

『カトリック福岡教区報』2010年11月1日
「行長が秀吉の家臣として極めて重要な役割を果たしたこと、その行長の資料が多数現存していることを知るだけでも福音である。…」

『望星』2010年12月号
「本書は画期的だ。…行長と清正には近似の美質が見て取れる。…両者とも平和な時代ならば、戦場とは無縁の世界で才能を開花させた逸材だったと思う」(評:池上正示〔本妙寺〕)


【目次】カラー口絵(8ページ)
はじめに

第一章 小西一族と秀吉―一五五八~一五八五年―
一 小西氏と堺・日比屋氏
行長の家庭環境/日比屋了珪との関係/小西氏と日比屋氏/了珪の一次資料/立佐の生い立ち/立佐は京都へ
二 行長の生い立ちと父・立佐
行長の生年/京都で洗礼を受ける/和田惟政と立佐/信長と立佐/堺とパイプを深める
三 行長と宇喜多氏
秀吉書状に見る宇喜多氏と行長/宇喜多氏に仕官/秀吉との出会い
四 秀吉に登用される立佐と行長
秀吉に仕える/信長書状に見える「小西」
五 海の司令官・小西弥九郎
主な任務は海上輸送/行長の地位/戦闘への参加/小豆島との関係
六 紀伊・四国攻めと行長
紀伊攻めに参陣/四国攻めにも参加/行長の出世
七 父・立佐の活躍
秀吉の側近になる/蔵入地代官に/そして堺奉行に
〔コラム①〕神様として祀られる行長

第二章 九州への道程―一五八六~一五八八年―
一 秀吉の九州攻めと行長
大坂での秀吉・コエリョ会談/行長の小豆島布教要請/イエズス会士との交際/赤間関へ兵粮輸送/松浦氏への命令伝達/立佐による兵粮輸送/水軍として九州へ/八代での秀吉・コエリョ会談/薩摩川内に到達
二 伴天連追放令と行長
秀吉―宗氏の「取次」/九州諸大名への「監督権」/博多町割り奉行/対イエズス会政策の転換/「伴天連追放令」発令/行長は「泣いた」/行長の「信仰心」/小西「摂津守」に
三 秀吉上使、そして肥後領主へ
肥後・肥前一揆勃発/肥前一揆の事後処理/肥後一揆の事後処理/肥後半国の領主に
〔コラム②〕行長の花押の変遷

第三章 肥後統治と対朝鮮交渉―一五八八~一五九一年―
一 行長の肥後統治
行長の所領と領知高/行長・清正の肥後共同統治/行長の肥後入国時期/家臣団を編成
二 城郭整備と天草一揆
領内の城郭編成/宇土城を新築/八代城(麦島城)も新築/天草五人衆と行長/天草五人衆の抵抗/天草一揆の鎮圧/天草とイエズス会活動
三 立佐・如清の活動
立佐は室津・小豆島を管理/立佐、長崎へ/キリシタンとしての地位/小西「和泉守」立佐
四 宗氏との対朝鮮交渉
宗氏の対朝鮮交渉/行長の焦りと「すり替え交渉」/朝鮮使節来日/「唐入り」準備にあたる/多忙な行長
〔コラム③〕創作された行長の書状

第四章 文禄の役―一五九二~一五九六年―
一 釜山上陸から漢城入城
開戦直前の動き/釜山上陸/交渉を模索しながらの進軍/漢城入城と還住政策
二 平壌入城、そして撤退
行長と清正の「ズレ」/平壌入城/沈惟敬との接触/平壌から漢城へ撤退
三 講和交渉の展開
偽りの「勅使」来日/北京へ内藤如安を派遣/行長の野心/熊川でセスペデス招聘/大名同士の交流
四 講和交渉の破綻
秀吉の最終和平条件/講和に向けた軍縮/明正使の逃亡/日明講和の破綻/
行長のミス/立佐の死と如清の役割
〔コラム④〕行長の容貌と人柄

第五章 慶長の役から関ヶ原へ―一五九七~一六〇〇年―
一 慶長の役
講和をあきらめない行長/全羅道へ侵攻/順天での行長/朝鮮からの撤退
二 秀吉死後の政争
分裂の萌芽/三成と行長/兄・如清の役割/家康と行長
三 最後の肥後滞在
朝鮮出兵と行長領内の人々/肥後帰国後の領内統治/領内でのキリスト教布教/行長による布教の意図/披虜朝鮮人と肥後のキリスト教
四 運命の関ヶ原
行長上洛/関ヶ原合戦前夜/関ヶ原での敗戦・刑死
〔コラム⑤〕八代の殉教者たち

終 章 変わりゆく行長の評価

あとがき

〔付 録〕
小西行長発給文書集成
史料解題
参考文献
小西行長関係キリシタン略伝
小西行長関係略系図
索引(人名・事項)
宇土城復元図
小西行長関係年表

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