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新天理図書館善本叢書 第7巻 和名類聚抄 高山寺本〔第2期2回配本〕 (しんてんりとしょかんぜんぽんそうしょ わみょうるいじゅしょう)

【重要文化財】和名類聚抄高山寺本 平安末期(十二世紀)写 一冊

天理大学附属天理図書館編

本体32,000円+税

初版発行:2017年2月24日 A4判・上製・貼函入・264頁 ISBN 978-4-8406-9557-2 C3381



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【内容説明】■和名類聚抄高山寺本(わみょうるいじゅしょう)〔平安末期(12世紀)写〈重文〉〕
 日本最古の分類体漢和辞書。醍醐天皇皇女勤子内親王の命により、源順(911—983)が撰述、承平年間(931—38)に成立。「和名抄」とも称され、平安期から江戸期までの長きに渡って後の多くの国内文献に引用・利用される。成立当時の国内文献である漢語抄類(『弁色立成』『楊氏漢語抄』など)をベースとしつつ、中国側の文献本文に広く徴証を求めたもので、類書形式の意義分類を施し、多くの和訓を掲載した、漢語理解のための日用百科事典的な性格をもつ。二十巻本系と十巻本系とで分類や項目に違いがあり、特に前者には国内地名など記した独自の部門が多くある。2系統の先後関係には古くより議論がある。所収本は二十巻本系で、巻六郷里部より巻十居処部までの零本であるが、平安時代末期の書写になる伝本中最古のもので、朱声点(アクセント記号)附き和訓も存し、カラー影印が望まれていた。高山寺旧蔵。
〔解題〕山田健三(信州大学教授)


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