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コリャード 懺悔録―キリシタン時代日本人信徒の肉声― (こりゃーど さんげろく)

日埜博司編著(流通経済大学教授・ポルトガル文献学)

本体25,000円+税

初版発行:2016年7月25日 B5判・上製・カバー装・732頁 ISBN 978-4-8406-2214-1 C3016


17世紀初頭日本人の心情と風俗を、名もなきキリシタンの赤裸々な懺悔(告解)が暴き出す、類例なき稀有の典籍!
イスパニア人宣教師がラテン文字の日本語で編んだ懺悔録をあらゆる角度から読み解く決定版。

【内容説明】●イスパニア人ドミニコ会宣教師ディエゴ・コリャードがラテン文字の日本語で編んだ『懺悔録』(ローマ、1632 年刊)をあらゆる角度から読み解く決定版。
●コリャードが聴取した日本人信徒の告解のかずかずは、17 世紀初頭の日本人の心性と、社会・風俗・習慣を図らずも明らかにする。
●ポルトガル語式のラテン文字で再現された信徒の肉声は、日本語史研究の貴重資料に。
●天理大学附属天理図書館所蔵本の全66 ページをカラー版で精緻に影印し収録。
●全文を翻刻・翻字・現代語訳し、語句には詳細な註を付す。
●「御大切」など、特定の語彙には詳細な補説を収録。
●『懺悔録』を読解するための解題・索引・参考文献を網羅。
●『懺悔録』本文、および関連する『サルヴァトルムンヂ』をポルトガル語で訳註し、諸外国での研究に供する。
●特論として、キリシタン史研究の泰斗・高瀬弘一郎の論考から『懺悔録』の内容に関係の深い3 点「キリシタンと統一権力」「キリシタン布教における“適応” 」「16・17 世紀極東におけるイエズス会士の経済活動とキリスト教経済思想」を選び、葡・日両言語で紹介。


著者のWEBコラム「暴食,色欲……宣教師のみた日本人の“大罪”」はこちら

【目次】
◆序

◆第一部 『コリャード 懺悔録』

 第1章 原著(ローマ,1632年刊。天理大学附属天理図書館所蔵)原色影印
 第2章 解題 ―コリャード略伝,『懺悔録』研究小史,原著概要,原著の構成に関する若干の疑問,等―
 第3章 翻刻および翻字(原著ラテン文字の和文翻刻と漢字仮名交じり文への翻字)――附,現代和語訳
 第4章 日本語補注
  第1節 信仰宣言文に見える「御大切」という語彙をめぐって
  第2節 第一誡「御一体のデウスを敬ひ,貴み奉るべし」をめぐるもろもろの告解に対する日本語補説
  第3節 第五誡「人を殺すべからず」をめぐるもろもろの告解に対する日本語補説
  第4節 第六誡「邪淫を犯すべからず」をめぐるもろもろの告解に対する日本語補説
 第5章 ポルトガル語全訳注(附,コリャードによるラテン語訳テキスト翻刻)

◆第二部 特論および附録

 特論1 キリシタンと統一権力
  訳者解題/ポルトガル語訳/日本語原文
 特論2 キリシタン布教における“適応”
  訳者解題/ポルトガル語訳/日本語原文
 特論3 16・17世紀極東におけるイエズス会士の経済活動とキリスト教経済思想―とくにウスラの問題をめぐって―
  訳者解題/ポルトガル語訳/日本語原文

・附録1 日本イエズス会版『サルヴァトルムンヂ』(1598年)関連箇所のポルトガル語抄訳―モーセの十誡ならびに七大罪に関して司祭が信徒へ行なうべき全尋問―
・附録2 1990年に採択された「ポルトガル語正字法協定」(新正字法)の概要,ならびにそれに対する若干の異見

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