出版物
品切・重版未定
キリシタン時代の貿易と外交 (きりしたんじだいのぼうえきとがいこう)
本体13,000円+税
初版発行:2002年2月15日 A5判・上製・貼函入・496頁 ISBN 4-8406-2020-2 C3021
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キリシタン時代研究の第一人者が原史料を精査し論究
ポルトガル・スペイン貿易、糸割符制度の実相、日葡外交とイエズス会宣教師、秀吉宛インド副王親書等々
【内容説明】日本では知られていなかった欧文古文書から大航海時代日欧交渉を解明。糸割符制度からみた鎖国の形成、マカオ・長崎間貿易等に言及。本書と『キリシタン時代の文化と諸相』との詳細な総合索引を巻末に収載!
【目次】【第一部】
第1章 マカオ・長崎間貿易の総取引高・生糸取引量・生糸価格
第2章 マカオ・長崎間における委託貿易について—鎖国以前の糸割符との関連において—
第3章 17世紀初頭におけるわが国のスペイン貿易について
【第二部】
第1章 教会史料を通してみた糸割符
第2章 鎖国以前の糸割符制度とパンカダ・パンカド取引
第3章 鎖国以前の糸割符制度をめぐる諸問題—糸割符成立事情・「糸割符由緒書」創設記事・糸割符奉書の実効性・糸割符制度下の生糸取引・増銀の問題・糸割符と委託貿易等—
1 中田易直氏への反論
2 再び中田易直氏への反論
3 山脇悌二郎氏への反論
4 中村質氏への反論
【第三部】
第1章 日・ポ外交関係の中のイエズス会宣教師
第2章 インド副王ドゥアルテ・デ・メネゼスが豊臣秀吉に送った親書—日本側からの考察—
第3章 古文献に拠る日本ポルトガル交流史
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