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明月記研究 第13号 記録と文学
在庫あり

明月記研究 第13号 記録と文学 (めいげつきけんきゅう13)

明月記研究会編

本体4,000円+税

初版発行:2012年1月25日 B5判・並製・220頁 ISBN 978-4-8406-2813-6 C3321



特集:後鳥羽院・「『明月記』(建仁三年十二月)を読む」ほか

【内容説明】五味文彦氏を中心とする明月記研究会編による研究雑誌(年一回発行)。毎号、本文研究を中心に多彩な論考を掲載し、記録と文学に及ぶ歴史学と文学の交流の場を目指す。『明月記』のみならず、中世史料の翻刻・書誌学的研究・注釈等、充実した内容をもつ。

本号の注釈は、建仁3年(1203)12月記をとりあげ後鳥羽院で特集を組んだ。底本には、(財)下郷共済会所蔵の自筆本を底本とし慶長本ほか数本の写本で校訂。後鳥羽院の宇治新御所・日吉社・北野社への三度の行幸を中心に記述されている。他に、歌人とその周辺に関する論文12本を収録し、『明月記』研究文献リスト(12)を所収。

【目次】明月記研究会編 『明月記』(建仁三年十二月)を読む

本文研究
尾上 陽介 売立目録にみえる『明月記』断簡
石澤 一志 個人蔵『明月記』断簡(建久五年十二月十六日・十七日条)—翻刻と紹介—
石田  実洋 東山御文庫本『和歌会次第』の紹介

特集 後鳥羽院
五味 文彦 後鳥羽上皇の和歌の道 —百首歌と『三百六十番歌合』—
大野 順子 『三百六十番歌合』について —撰者再考—
中井 真木 後鳥羽院宇治御所と九条家
田渕句美子 承久の乱後の定家と後鳥羽院 追考

歌人とその周辺
家永 香織 藤原俊成と『為忠家両度百首』
渡邉裕美子 健御前とその周辺
辻 勝 美 世尊寺行能伝 —和歌活動を中心に—
小山 聡子 鎌倉時代前期における病気治療 —憑座への憑依を中心として—
堀畑 正臣 室町中期以前の「生涯」の意味をめぐって

大野 順子 『明月記』研究文献リスト(12)
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