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明月記研究　第7号　記録と文学 （めいげつきけんきゅう７）

発行：続群書類従完成会

明月記研究会編

続群書類従完成会発行

本体3,000円＋税

初版発行:2002年12月 B5判・並製・276頁 ISBN 4-7971-7107-3 C3321

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【内容説明】五味文彦氏を中心とする明月記研究会編による研究雑誌（年一回発行）。毎号、本文研究を中心に多彩な論考を掲載し、記録と文学に及ぶ歴史学と文学の交流の場を目指す。『明月記』のみならず、中世史料の翻刻・書誌学的研究・注釈等、充実した内容をもつ。

【目次】第七号目次
『明月記』（寛喜二年八月）を読む……明月記研究会編

〔本文研究〕
日本大学所蔵　定家自筆『明月記』「嘉禄元年夏」（四・五・六月）
　・天福元年十一　十二月」の二巻の紹介……有吉　　保
早稲田大学図書館蔵『明月記』断簡……兼築　信行
『明月記』原本及び原本断簡一覧稿……尾上　陽介

〔特集・順徳院〕
八雲御抄試論……浅田　　徹
順徳院詠『御製歌少々』を読む……田渕句美子・兼築信行
「女の歌詠み」の存在形態
　　−−『八雲御抄』に探る−−……渡邉裕美子
順徳天皇と音楽……今村みゑ子
順徳天皇と蹴鞠……秋山喜代子
順徳院と今様……植木　朝子
『平戸記』の順徳院
　　−−仁治三年十月十日条から読む−−……藤川　功和

〔明月記の周辺〕
『明月記』と説話集の世界……五味　文彦
鎌倉時代新制考
　　−−発布方式に見る中世的法令への転換点−−……下郡　　剛
神宝について……近藤　好和
北山准后九十賀とその記録
　　−−東山御文庫蔵『准后貞子九十賀記（宗冬卿記）』の紹介−−……小川　剛生
『明月記』研究文献リスト（７）……中野　貴文
『明月記』の広場　順徳院断章……山本　修巳