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明月記研究　第6号　記録と文学 （めいげつきけんきゅう６）

発行：続群書類従完成会

明月記研究会編

続群書類従完成会発行

本体3,000円＋税

初版発行:2001年11月 B5判・並製・230頁 ISBN 4-7971-7106-5 C3321

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【内容説明】五味文彦氏を中心とする明月記研究会編による研究雑誌（年一回発行）。毎号、本文研究を中心に多彩な論考を掲載し、記録と文学に及ぶ歴史学と文学の交流の場を目指す。『明月記』のみならず、中世史料の翻刻・書誌学的研究・注釈等、充実した内容をもつ。

【目次】第六号目次
『明月記』（寛喜二年七月）を読む……明月記研究会編

〔本文研究〕
『明月記』寛喜二年秋記紙背の研究……高橋　典幸
『明月記』と定家文書……五味　文彦
天理図書館所蔵『明月記』断簡巻について……尾上　陽介

〔記録の表現〕
平清盛の政治手法寸見
　　−−玉葉治承三年十一月十五日条精読−−……竜福　義友
『明月記』に見える「記録語」（その一）
　　−−斎木一馬氏の「記録語例解」との比較−−……堀畑　正臣
『明月記』と健御前の日記
　　−−自筆本元久元年十一月三十日条の補入符号−−……藤川　功和

〔記録と和歌〕
私説・記録と和歌研究……井上　宗雄
俊成兄藤原忠成の生涯と和歌……家永　香織
新勅撰集の巻頭御製歌と「つかうまつる」
　　−−撰者「中納言」・御子左家像・後堀河院像の表象として−−……福留　温子
俊成■女伝記考証−−『明月記』を中心に−−……田渕句美子

〔芸能と故実〕
「読経道」の展開
　　−−後白河院から後鳥羽院、後嵯峨院へ−−……柴　佳世乃
藤原定家の次第書書写……石田　実洋
『明月記』研究文献リスト（６）……中野　貴文