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史料纂集古記録編 第155回配本 神田橋護持院日記
在庫あり

史料纂集古記録編 第155回配本 神田橋護持院日記 (しりょうさんしゅうこきろくへん155 かんだばしごじいんにっき)

坂本正仁校訂

本体13,000円+税

初版発行:2010年2月25日 A5判・上製・函入・420頁 ISBN 978-4-8406-5155-4 C3321



新義真言宗護持院の公用日記を初翻刻!
徳川将軍家の祈願・祈祷を勤めた護持院の真姿を探る!

【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

●徳川将軍家の祈願所・祈願寺を勤めた、神田橋時代の護持院の公用日記。
●本日記の記主は、護持院の役者である日輪院・月輪院である。
●「護持院役者手鑑」は、上記両役者による執務上の手鑑。
●巻末の「御本卦御祈御頼帳」は、綱吉の本卦(61歳)にあたり、依頼先を書き上げたもの。御三家・御三卿をはじめ大名、旗本等、約1,000名が書き上げられている。
●『隆光僧正日記』(史料纂集古記録編:全3冊)と併読することにより、元禄・宝永期における護持院の活動の全容を理解できる。


【護持院とは】
 江戸初期、慶長15年(1610)頃から幕府の崩壊まで、将軍家の祈願所・祈寺を勤めた新義真言宗の寺院。山号は筑波山。もとは筑波山知足院の江戸別院であったが、隆光が住持の時、元禄元年(1688)将軍綱吉が江戸神田橋外の地に大伽藍を造営し、同8年(1695)に知足院を護持院と改称。享保2年(1717)火災により大塚に移転し、明治維新後は廃され、寺地は護国寺に引き継がれた。跡地は、広大な火除け地として「護持院が原」(現:神田錦町)と呼ばれ、後世に小説や落語の舞台となっている。

【目次】「公用日記」元禄15年(1702)~正徳元年(1711)
「護持院役者手鑑」宝永2年(1705)~同6年(1709)
「御本卦御祈御頼帳」宝永3年(1706)


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