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賀茂真淵全集8 冠辞考
品切・重版未定

賀茂真淵全集8 冠辞考 (かものまぶちぜんしゅう8)

発行:続群書類従完成会

続群書類従完成会発行

本体6,500円+税

初版発行:1978年 菊判・上製・函入・308頁 ISBN 4-7971-0173-3 C3391



【内容説明】賀茂真淵(一六九七−一七六九)は、江戸時代中期に現われた不世出の国学者・思想家・詩人である。真淵は、契沖や春満の後をうけ、国学においては、門下の本居宣長とともに最高の地位を占める。その著作は、古代の古典を主眼とするが、平安朝の和歌や物語の注釈・歌論書も数多い。文章は古代風に擬した独特の雅文を創始した。その学問は、儒仏などの外来思想の影響を去って日本古代の精神に復帰することを理想とした。本全集は、その著作を、多くの新出資料を補い、全般にわたり解説に意を用いて、現時点での真淵全集の決定版たらしめんとするものである。

【目次】【冠辞考】真淵は師荷田春満の説をうけ、枕詞を冠辞と呼び、『冠辞考』は枕詞の研究書である。十巻十冊から成り、枕詞の研究に時期を画した書で、宣長に深い感銘を与えた。


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