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江戸吉原叢刊 第7巻 吉原細見 宝永~明治〔オンデマンド版〕 (えどよしわらそうかん7)
本体30,000円+税
初版発行:2017年8月30日 B5判・並製・カバー・530頁 ISBN 978-4-8406-3645-2 C3339
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吉原(遊郭)と歌舞伎は、江戸文化の二つの華!
その内で研究が遅れていた吉原の資料を初めて集大成。
挿絵・地図を多数挿入。
原本の体裁を残した見やすい待望の書!
「葛飾北斎 現存最初の作品」(読売新聞2011年9月22日〔木〕)と報じられた幻の作品を第7巻に影印収録!
【内容説明】近世文学・演劇・日本語・浮世絵・風俗史研究に不可欠な江戸吉原の「遊女評判記」を翻刻。
「吉原細見」(案内地図・妓楼名・遊女名)を影印。
「遊女評判記」は原本の体裁を残して組み、挿図や遊女の紋をそのまま収め、正確で読みやすい翻刻とした。
近世語彙を含む事項・人名索引を付す。
「吉原細見」は時代毎の特徴的・代表的なものを精選した。
妓楼の消長や遊女の変遷が分かるように配慮した画期的な索引を付す。
本叢刊には、いわゆる「遊女評判記」と「吉原細見」を収めた。遊女個々の評判・吉原の案内図を中心としたものである。遊里・吉原の事物の起源や、関連地域・施設の道中案内など、吉原に関するあらゆる情報が満載された実用書の集成。
江戸の社会・風俗・文化をはじめ、芸事、髪型・化粧・着こなしなどのファッションや、遊びなど吉原発の流行の変遷が分かる。
第6巻末に、第1巻から第6巻までの遊女名および、遊里語・身体語彙を中心とした語句索引を附載。
●寛永十八年刊の「そぞろ物語」から幕末までの遊女評判を新たに翻刻して収録。最終第7巻には、特徴的な吉原細見を中心に、ほぼ十年毎のものを影印にして収録。
●歌舞伎と共に「江戸の二大悪所」と呼ばれ庶民の慰安の場所であった吉原の研究に必要不可欠な資料を一堂に会した画期的な叢刊。
●遊女評判とは、遊女の容貌や性格、三味線などの芸事・吉原道中・差配・床の巧拙などを具体的に記し、それを評したもの。
●細見とは、吉原の町内地図に、店名と遊女名とその格式を示した案内図。
●遊女の紋や原本の挿図をすべて図版として挿入。原本の体裁を残した正確で読みやすいレイアウトを施し刊行。
【目次】第7巻 細見(B5判:影印版)
遊君女郎花・〔新吉原細見〕(享保12)・吉原細見之絵図(享保16)・涼しさや揚屋も茶屋も男女川(享保17)・〔新吉原細見〕(享保20春)・所縁桜(享保21春)・三改大夫(元文3春)・恋の湊(寛保3春)・丸山土産(延享5春)・吉原燕(宝暦2秋)・多知姿(宝暦4春)・入相乃花(宝暦5春)・数粋の盞興(宝暦8春)・細見里慈童(宝暦10秋)・吉原細見福濫雀(宝暦13春)・水かがみ(明和2秋)・細見新嬉楼(明和9春)・五葉の松(安永4秋)・金農町(安永8秋)・五葉のまつ(安永10春)・五葉のまつ(天明2春)・新吉原細見(天明3春)・吉原細見(寛政4春)・〔新吉原細見〕(寛政9春)・〔新吉原細見〕(文化4春)・〔新吉原細見〕(文政9秋)・〔新吉原細見〕(天保3秋)・〔新吉原細見〕(天保11秋)・〔新吉原細見〕(嘉永元秋)・〔新吉原細見〕(安政春)・〔新吉原細見〕(明治5春)
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