出版物
〔高精細カラー版〕熱田本 日本書紀 第2冊 (あつたぼん にほんしょき2)
重要文化財【所収】巻第五(同和歌懐紙)・巻第六(同和歌懐紙)・巻第七・巻第八・巻第九(同和歌懐紙)・巻第十(同和歌懐紙)
本体40,000円+税
初版発行:2017年12月15日 菊倍判(304㎜×218㎜)・上製・函入・306頁 ISBN 978-4-8406-2218-9 C3021
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毎日・朝日・読売各紙で絶賛紹介!
初公刊
神代から仁賢天皇まで冒頭十五巻(巻第十一欠)、うち神武天皇から神功皇后までの七巻が現存最古
三種の神器の一つ草薙神剣を祀る熱田神宮、そこに伝わる日本最古の正史を初公刊
迫力の大型本で原本を体感する
【内容説明】墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。原本の実像に迫る。
【各紙で絶賛紹介】毎日新聞(2018年2月5日夕刊)・朝日新聞(2018年2月7日夕刊)・読売新聞(2018年2月21日朝刊)
■毎日新聞2018年2月5日夕刊「日本書紀:熱田神宮所蔵 全巻を複製出版」
「…原本がないだけに、『書紀』を読み解くには各種の写本を見比べ、本文を確定してゆく。また読み方を伝える訓点が付されているのが『書紀』の特徴だが、熱田本にも膨大な訓点が書き込まれている。当時どのように読まれていたのかが分かり、日本語史の上でも重要な資料だ。…」
■朝日新聞2018年2月7日夕刊「「日本書紀」熱田本、高精細カラーで復刻・出版」
「…書写年代が古ければ、日本書紀の本文を検討する上で、重要なヒントがつかめる可能性がある。他の写本とは異なる訓(読み)が記された単語も多く、日本語の伝来や形成過程を考えるうえでも、今後、重要な書籍になりそうだ。…」
■読売新聞2018年2月21日朝刊「「日本書紀」高精細カラー複製本 全3巻」
「…皇学館大の遠藤慶太准教授(日本古代史)は「今回のような鮮明な写真があれば、活字化されたテキストの誤りも指摘でき、より精緻な研究が行える」と話す。…」
■関連コラム 日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた
日本書紀好きにはたまらない、「『日本書紀』の主な写本一覧」表、および「日本書紀写本アクセスガイド」を掲載!
【目次】巻第五 崇神天皇/和歌懐紙
巻第六 垂仁天皇/和歌懐紙
巻第七 景行天皇・成務天皇
巻第八 仲哀天皇
巻第九 神功皇后/和歌懐紙
巻第十 応神天皇/和歌懐紙
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