出版物
明月記研究 第12号 記録と文学 (めいげつきけんきゅう12)
本体4,000円+税
初版発行:2010年1月25日 B5判・並製・212頁 ISBN 978-4-8406-2812-9 C3321
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【内容説明】五味文彦氏を中心とする明月記研究会編による研究雑誌(年一回発行)。毎号、本文研究を中心に多彩な論考を掲載し、記録と文学に及ぶ歴史学と文学の交流の場を目指す。『明月記』のみならず、中世史料の翻刻・書誌学的研究・注釈等、充実した内容をもつ。
【目次】『明月記』(天福元年六月)を読む
明月記研究会編
[本文研究]
東京国立博物館所蔵『明月記』天福元年六月記について
尾上 陽介
早稲田大学図書館の新収『明月記』断簡について
兼築 信行
特集[新勅撰和歌集]
『新勅撰集』の撰歌基盤 —『順徳院御百首』の歌評をめぐって—
大取 一馬
『新勅撰集』の秋巻月歌の《語り手的主体》《作中人物的主体》歌群
—その美的空間と源氏物語的叙述空間—
福留 温子
後堀河院の文事と芸能
—和歌・蹴鞠・絵画—
田渕句美子
寛喜元年『?子入内屏風和歌』の祝賀性
—徳政と家の時代—
谷 知子
[記録と文学]
道家の徳政と泰時の徳政
五味 文彦
定家と静快
─静快は俊成男か─
家永 香織
『後鳥羽院御集』(第二類本)拾遺部分の熊野御幸関係歌群をめぐって
兼築 信行
三井寺周辺の和歌活動
—『新三井和歌集』の成立と性格より—
丸山 陽子
東京国立博物館所蔵『定家筆道』の紹介
宮﨑 肇
『明月記』研究文献リスト(11)
大野 順子
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