在庫僅少

明月記研究　第9号　記録と文学 （めいげつきけんきゅう９）

発行：続群書類従完成会

明月記研究会編

続群書類従完成会発行

本体3,000円＋税

初版発行:2004年12月 B5判・並製・230頁 ISBN 4-7971-7109-X C3321

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【内容説明】五味文彦氏を中心とする明月記研究会編による研究雑誌（年一回発行）。毎号、本文研究を中心に多彩な論考を掲載し、記録と文学に及ぶ歴史学と文学の交流の場を目指す。『明月記』のみならず、中世史料の翻刻・書誌学的研究・注釈等、充実した内容をもつ。

【目次】第九号目次
『明月記』（建暦三年五月）を読む……明月記研究会編

〔本文研究〕
『明月記』建仁元年四月記断簡及び東山御文庫蔵
　「未詳日記抄出」紹介……家永　香織
新出の『明月記』嘉禄元年七月五日条断簡……兼築　信行

〔特集・鎌倉幕府と和歌〕
頼朝と西行
　　−−『吾妻鏡』文治二年八月十五、十六日条をめぐって−−……小林　一彦
頼朝の征夷大将軍任官をめぐって
　　−−『三槐荒涼抜書要』の翻刻と紹介−−……櫻井　陽子
和歌史と歴史学−−和歌序集『扶桑古文集』を素材に−−……五味　文彦
虚実のあわい
　　−−実朝の梅花詠から『吾妻鏡』の叙述方法へ−−……■野　朋美

〔女房と記録〕
中世の女房と日記……松薗　　斉
『高倉院厳島御幸記』をめぐって……小川　剛生
建札門院右京大夫試論……田渕句美子
新出『俊成卿女集』断簡紹介……渡邉裕美子
『明月記』研究文献リスト（９）……北條　暁子