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図説 江戸の演劇書—歌舞伎篇 (ずせつ えどのえんげきしょ)
本体5,800円+税
初版発行:2003年2月28日 B5判・240頁 ISBN 4-8406-9637-3 C3093
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歌舞伎資料調査ハンドブック誕生!
専門的な経験と知識を必要とせずに目的の書物に辿り着く!
【内容説明】歌舞伎資料調査ハンドブック誕生! 早稲田大学演劇博物館所蔵の演劇書を厳選、270点もの図版で具体的に例示し、専門的な経験と知識を必要とせずに自分の目的の書物に辿り着けるよう編集した。江戸時代の歌舞伎のある演目、ある興行の記録を調べるのに、どのような種類の資料があり、それらはどのような関係にあるのかを手軽に把握できるのである。本書は早稲田大学演劇博物館発行の展示図録の増補改訂版で、新稿を追加した他、カラー図版を多数収録した。
【目次】目次
序(演劇博物館館長 伊藤 洋)
序〔旧版〕(前演劇博物館館長 鳥越文蔵)
はじめに(赤間 亮)
図版編
カラー図版
モノクロ図版
解説編
Ⅰ江戸の演劇書について
一、「演劇書」
二、演劇書の研究史
三、出版史上での演劇書という分野認識の必要性
四、江戸の演劇書、既存の分類案
五、生成過程からみた「演劇書」分類方法の提案
六、江戸の演劇書の性格
七、演劇書研究の課題
Ⅱ種別解説
A歌舞伎上演のための諸台帳(幕内資料)
B読み物としての台帳類
C手引きとしての筋書
◎ 番付の発生と展開
D宣伝用幕内資料
E顔見世番付
F辻番付
G役割番付
H絵本番付(江戸)
I歌舞伎絵尽(上方)
◎ せりふ・音曲正本の発生と展開
Jせりふ正本とせりふ稽古本
K浄瑠璃・長唄の正本・稽古本・段物集
L評判記・劇書
M幕内紹介書の誕生
N役者絵本
O役者絵
付江戸の演劇書年表
あとがき 赤間 亮
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