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続群書類従 補遺二 看聞御記下 (ぞくぐんしょるいじゅうほい2−2)
発行:続群書類従完成会
続群書類従完成会発行
本体5,000円+税
初版発行:1930年10月 B6判・上製・函入・758頁 ISBN 4-7971-0113-X C3321
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日本古典文化の集大成!
【内容説明】後崇光院貞成親王の応永二十三—文安五年の日記。記主は崇光院の皇孫栄仁親王の第二子で、幼少の頃は今出川公直に養育された。後、元服と同時に伏見宮に戻り、応永二十四年兄治仁王の急死の後をうけ伏見宮家第三代の主となっている。又、同三十二年四月後小松上皇の猶子として親王宣下を受けたが、七月俄に出家し道欽と号した。正長元年称光天皇の崩御に当り、親王の第一子彦仁王が位につき後花園天皇となり、文安四年天皇の実父ということで太上天皇の尊号をうけている。かくして、本記は記主の日常生活についてはもちろん、後花園天皇践祚に関する朝廷の動き、足利義教の粛清政治の様子、嘉吉の乱等朝幕を中心とする政局の動きを記し、また世間の巷説、市井の出来事、種々の芸能に関する記事等も豊富で当代の政治・文化・庶民生活等に関する貴重な史料となっている。
上=応永二十三年—永享三年
下=永享四年—文安五年
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