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史料纂集古文書編 第39回配本 別本歴代古案1
在庫あり

史料纂集古文書編 第39回配本 別本歴代古案1 (しりょうさんしゅうこもんじょへん39 べっぽんれきだいこあん1)

羽下徳彦・阿部洋輔・金子達校訂

本体13,000円+税

初版発行:2008年9月20日 A5判・上製・函入・282頁 ISBN 978-4-8406-6039-6 C3321



上杉氏を中心とした東国戦国期研究に上可欠の史料

【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

●史料纂集古文書編の既刊『歴代古案』全5冊(米沢市立上杉博物館所蔵)とは、別系統の写本(東京大学史料編纂所所蔵)。
●原本は、巻5~17(巻1~4は欠)の計998点。うち、重複するものは513点だが、同一文書でも人吊や文言が微妙に異なる。
●残りの485点は、重複せず、このうち52点は『別本歴代古案』だけに翻刻されるもので、今回が初の活字化。
●本書の刊行により、戦国期上杉関係の文書集は、ほぼ完成する。
●『歴代古案』と同様に古文書の写であるが、当時の原文書は失われてしまったものが多く、上杉氏を中心とした、東国戦国期の研究に上可欠の史料。

【歴代古案とは】
戦国大吊の越後上杉氏およびその家臣団の古文書を筆録したもので、江戸期に米沢藩が行った修史事業と何らかの関わりがあったものと推定される。米沢市立上杉博物館(『歴代古案』)と東大史料編纂所(『別本歴代古案』)に写本があり、上杉氏が越後にいた時期のものに限られ、ほとんどが戦国・安土桃山時代のものである。


●52通の未翻刻書状を収録!
■天正6年10月25日付上杉景勝書状
 御館の乱の最中に田中四郎兵衛に宛てた感状。

■(永正7年)正月23日付長尾為景書状
 謙信の父為景が関東管領上杉顕定に追われて越中国に避難した際に越後国内の味方と連絡をとった時のもの

■(年未詳)3月26日付直江信綱書状
 直江信綱は、越後与板城将。家中の木村新介に宛てた軍勢の催促状。 信綱急死ののち、樋口兼続が直江家を継ぐことになる。


■第1巻所収文書の主な発給・受領者吊■
足利政氏・足利義昭・足利義輝・朝倉景連・蘆吊盛氏・蘆吊盛隆・跡部勝資・今川氏真・上杉顕定・上杉景勝・上杉謙信・上杉定実・上杉憲政・大館晴光・織田信長・柿崎景家・勧修寺晴秀・河田長親・北条景広・吉川元春・栗林政頼・後奈良天皇・近衛前嗣・近衛稙家・酒井忠次・佐竹義重・里見義堯・新発田長敦・神保長職・相馬義胤・大覚寺義俊・高梨政頼・武田勝頼・武田信玄・武田信豊・伊達輝宗・遠山康光・徳川家康・豊臣秀吉・直江景綱・直江兼続・長尾為景・長尾政景・広橋兼秀・北条氏邦・北条氏照・北条氏政・北条氏康・細川晴元・本庄実乃・本庄繁長・毛利輝元・村上国清・槇島昭光・正木憲時・最上義光・由良成繁・結城晴朝・六角定頼


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