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史料纂集古文書編 第15回配本 朽木文書2
在庫あり

史料纂集古文書編 第15回配本 朽木文書2 (しりょうさんしゅうこもんじょへん15 くつきもんじょ2)

発行:続群書類従完成会

奥野高廣・加藤哲校訂

続群書類従完成会発行

本体5,200円+税

初版発行:1981年 A5判・上製・函入・280頁 ISBN 4-7971-0397-3 C3321


【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

本文書は、近江高島郡朽木谷に居を構え、鎌倉期以来、主に湖西地方に勢力を扶植した朽木氏に伝わる古文書である。朽木氏の家領相伝の推移に関する文書が多く、中世の在地領主支配の実態を窮うことのできる史料として、誠に貴重なものである。また朽木氏は、南北朝以来将軍直属の親衛軍として活動し、特に足利義晴・義輝は朽木氏を頼って難を避けており、関係史料も豊富である。

〔収録範囲〕
1277〔建治3〕~1868〔慶応4〕
○前将軍義尹越前に着座
○朽木氏関所のことにつき幕府に注進す
○近江高島郡において一揆蜂起の風聞あり
○六角高頼討伐
○足利義昭の上洛近日たるべし
○足利義尚拝賀の次第
○朽木谷は往古より守護不入
○朽木義氏法勝寺三条河原両度の合戦に参陣す
○朽木義信若狭能登野に合戦す
○延暦寺山徒仲裁棟別は段銭の一倍余り
○欠所検断并に諸公事物等は折半
○朽木高親和州在陣中に私宅炎上し本領の重書等を紛失す
○大坂書院上乗の材木は前後三人二十手にて運ぶべし
○大久保長安の検地
○六角定頼浅井亮政を攻めんと近江坂田郡に出陣す
○朽木元綱愛宕郡久多郷の事につき三宝院義演と相論す
○元綱は徳川家康の覚よし
○義演駿府に使僧を送る
○久多郷相論に板倉勝重立腹す
○豊臣秀頼上洛
○手形無き婦女の若狭筋通行を禁ず
○朽木綱泰家尋書
○古系図旧記古文書等あらば写しを差出すべし
○寛永年間提出せる系図は粗漏
○在所より旧記等を取寄せ吟味す

【朽木氏とは】
宇多源氏を称する近江佐々木氏の庶流。その子孫信綱が、承久の乱の勲功賞として、鎌倉幕府より近江国高島郡朽木荘の地頭職に補任され、朽木氏を称す。室町期には、戦乱を逃れて足利義澄・義晴・義輝らが朽木に滞留し、朽木氏は将軍家の奉公衆となる。ついで、足利義昭・織田信長に従い、信長の越前退陣の際にその帰京を援助した。のち、豊臣秀吉に属し、関ヶ原では西軍についたが、途中より東軍方となり、大谷吉継の陣を破り西軍の潰滅をはかった。戦後、本家は朽木谷に残り、旗本や大名家(丹波福知山藩主)として明治維新を迎える。

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