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史料纂集古文書編 第2回配本 言継卿記紙背文書1
在庫僅少

史料纂集古文書編 第2回配本 言継卿記紙背文書1 (しりょうさんしゅうこもんじょへん2 ときつぐきょうきしはいもんじょ1)

発行:続群書類従完成会

高橋隆三・斎木一馬・小坂浅吉校訂

続群書類従完成会発行

本体8,000円+税

初版発行:1972年6月30日 A5判・上製・函入・258頁 ISBN 4-7971-0385-X C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

言継卿記は、弘治二年(一五五六)の後半から同三年の前半に至る駿河下向中の日録を除き、他はすべて紙背文書をもつ。その総数は、約二九〇〇通を数える。大部分が書状で、和歌詠草がこれに次ぎ、その他は折紙・申文・番文草案等であるが、大永・享禄の頃の落首、落葉・舞車・大原御幸・俊寛等の曲舞の曲、小歌等の珍重すべき記事を含む。文学・語学資料としての価値も高い。

〔収録範囲〕
1527〔大永7〕~1533〔天文2〕
○田舎人の求めにより公家の官職を注記せん事を請う
○小歌
○祖父言国の伝を注記せんことを求む
○広橋兼秀に公卿補任を借る
○北門役所に京衆を雇用せられんとて文案を作らしめらる
○上乗院門跡領摂津所々の還付につき浦上材宗に言綱の斡旋を求む
○落書を送れるを謝す
○高倉継子勾当内侍を辞せるにつき尋ぬ
○下女幼松性根悪き者なり
○風呂料を尋ぬ
○宿紙他に求めざれば送るべし
○金策のを乞う
○内蔵寮領の違乱につき幕府に訴う
○落書
○千字文を他借して送る
○質物の太刀を返す
○易書の代価を送る
○日待に言綱父子を招く
○山城大宅郷違乱の事につき礼銭注文
○短冊の催促を依頼す
○土御門泰連巳の日及び吊越祓を幕府に献ぜんとし宿次人足四人の証文を請う
○和歌詠草
○吉田兼右に中臣祓を受けんとす
○歌仙書写を諾す
○率分関の事は旧所に建つべし
○播磨領所の代官に書状を伝達すべし
○近江筵公事
○黒薬を求む
○小番催文
○補歴を借る


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