出版物
史料纂集古記録編 第152回配本 香取大禰宜家日記3 (しりょうさんしゅうしりょうさんしゅう かとりおおねぎけにっき3)
本体15,000円+税
初版発行:2008年8月25日 A5判・上製・函入・596頁 ISBN 978-4-8406-5152-3 C3321
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史料纂集古記録編最新刊!
香取神宮の旧社家(大禰宜家)の日記、初の活字化 全3冊完結!
【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。
千葉県香取市香取に鎮座する香取神宮の旧社家である、大禰宜家に伝わる元禄11年(1698)~宝暦7年(1757)にわたる日記。香取神宮は、下総国の一の宮で、祭神は経津主。鹿島神宮とならび、大和朝廷と古代より深い関係をもつ神社である。この日記は、元禄13年(1700)の造営に始まり、大禰宜家が香取社の大禰宜として大宮司とともに祭祀を守り、一社を経営していく過程を詳細に記している。江戸幕府の寺社奉行のもとでの訴訟関係の文書・記録を多く含み、一方で当時の江戸での世相や香取周辺の出来事を詳細に記した貴重な史料である。
〔収録範囲〕
延享2年(1745)~宝暦7年(1757)
●8代将軍吉宗が大御所となり、9代家重が新将軍となる。
●大禰宜香取実行と、大宮司香取豊房との寺社奉行所を舞台とする香取社内の相論に関する詳細な記録。
●寺社奉行のもとでの吟味、在地香取での社家や末社・寺院などとの交渉や相談などが当時の会話をもとに忠実に表記されている。
香取大禰宜家日記〔全3冊〕
千葉県香取市香取に鎮座する香取神宮の旧社家である、大禰宜家に伝わる元禄11年(1698)~宝暦7年(1757)にわたる日記。香取神宮は、下総国の一の宮で、祭神は経津主。鹿島神宮とならび、大和朝廷と古代より深い関係をもつ神社である。この日記は、元禄13年(1700)の造営に始まり、大禰宜家が香取社の大禰宜として大宮司とともに祭祀を守り、一社を経営していく過程を詳細に記している。江戸幕府の寺社奉行のもとでの訴訟関係の文書・記録を多く含み、一方で当時の江戸での世相や香取周辺の出来事を詳細に記した貴重な史料である。
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