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史料纂集古記録編 第125回配本 妙法院日次記17
在庫極少

史料纂集古記録編 第125回配本 妙法院日次記17 (しりょうさんしゅうこきろくへん125 みょうほういんひなみき17)

発行:続群書類従完成会

妙法院史研究会(村山修一・今中寛司・杣田善雄・三崎義泉)校訂

続群書類従完成会発行

本体14,000円+税

初版発行:2001年2月 A5判・上製・函入・377頁 ISBN 4-7971-1305-7 C3321



京都東山の妙法院坊官の日記、初の活字化!

【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

京都東山七条にある天台の吊刹妙法院の坊官が、元禄七年(一六九四)より明治九年(一八七六)まで約二百年にわたって書継いできた同寺の記録。本書は、寺の歴史だけに止まらず、朝廷・公家・京都所司代・町奉行などの動勢や、幕府の公家政策、京都の庶民生活、学問・芸術にわたる文化人の活動、天変天災の実情等、広汎な内容を含み、学界未知の史料が少なくない。

〔収録範囲〕
1770〔明和7〕~1774〔安永3〕
○長崎にての旅人改につき今後は用向と派遣者吊を予め御付武家へ通達すべしとの触
○徳川家基御移徙御祝儀につき御付武家より申達
○一揆徒党逃散につき訴え出し者取鎮めし者に御褒美下さるとの伝奏触
○放下師見世物公許につき御家来徘徊禁止の申触
○帯刀人中間体の者の無銭見物を取締る触
○常体ならざる花火禁止の触
○娘を勾引し関所山越したる男の人相書
○御譲位御受禅(後桃園天皇即位)
○田安宗武逝去につき普請鳴物停止の伝奏触
○所司代より関東御台様御違例の報につき閑院宮より御見舞、妙門も御使然るべしとの手紙
○御台様薨去につき伝奏触
○大仏殿修復用拝借金三千両を本年より十ケ年賦にて京都代官へ返紊する旨伝奏へ届出
○唐操人形
○大仏殿御修復諸国勧化銀寄進少なきにより山城国中町方在方へ十五年間二度の寄進物取集め寄付銀を貸付けし利足を以て関東返紊及び伽藍修復に当てたしとの方針を武辺に願出の旨伝奏への書付

■妙法院日次記〔全25冊〕
京都東山七条の天台宗の門跡寺院である妙法院の坊官が、寛文12年(1672)より明治9年(1876)まで約200年にわたって書き継いできた記録。単に寺の歴史だけに止まらず、朝廷・公家・所司代・町奉行などとの交渉や、江戸幕府の公家政策、町屋を中心とした庶民の生活、学問・芸術にわたる文化人の活動、天変地異等、江戸時代研究の一大史料。


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