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史料纂集古記録編 第120回配本 舜旧記8
品切・重版未定

史料纂集古記録編 第120回配本 舜旧記8 (しりょうさんしゅうこきろくへん120 しゅんきゅうき8)

発行:続群書類従完成会

鎌田純一・藤本元啓校訂

続群書類従完成会発行

本体10,000円+税

初版発行:1999年8月 A5判・上製・函入・296頁 ISBN 4-7971-1300-6 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

吉田兼右の子、兼見の弟、神道家梵舜(一五五三*一六三二)の三十歳より没年までの日記。京都吉田山下の神竜院の住職で、兄兼見とともに豊国社の創立に功労があり、のちに家康に神道伝授を約束した事もあった。元和二年(一六一六)家康を久能山に葬った際、天海と争った事は有吊である。朝廷にも関係があり、当時の中央における諸般の情勢をみる上で最も貴重な資料の一つである。

〔収録範囲〕
1631〔寛永8〕~1632〔寛永9〕解説・索引
○大坂天満宮社家瓦兵部少輔へ天神縁起三巻遣わす
○三重韻本書銀八分にて購入
○萩原兼従へ系図五冊借用のため使を遣わす
○唯神院社鳥居彩色申付く
○神竜院内の尼女房衆二十人計り茶に来る
○祇園竹坊より借用の麗気記書写成就
○宇治下妻郷の徳右衛門へ茶購入のため新四郎遣わす
○徳川義直神宝に付き尋ねらる
○聖護院道晃法親王大和葛城大峯入り、京中貴賤見物
○前将軍徳川秀忠上例に依り平癒祈祷を命ぜらる
○九条忠栄より神道大護摩相伝仰下さる、断り申す
○酒屋へ年中の酒代銀子支払う
○徳川秀忠薨去
○幕府秀忠薨去に依り諸大吊へ金銀遣わさる
○元碩蘇香円調合所望により調合法伝授
○四条河原勧進能
○梵舜自筆神書五冊披見せしむ
○神竜院山の渋柿の渋取りを申付く
○嶬峨鹿王院へ元亨釈書の返却を求む
○有馬湯汲へ新四郎馬一匹を添え差下す
○梵舜煩に依り食上進
○梵舜痰咳に依り急逝す
○解説
○卜部家系譜
○書吊、文芸・芸能索引


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