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史料纂集古記録編 第110回配本 国史館日録1
在庫僅少

史料纂集古記録編 第110回配本 国史館日録1 (しりょうさんしゅうこきろくへん110 こくしかんにちろく1)

発行:続群書類従完成会

山本武夫校訂

続群書類従完成会発行

本体10,000円+税

初版発行:1997年 A5判・上製・函入・310頁 ISBN 4-7971-1290-5 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

林羅山の子、鵞峯の寛文二年(一六六二)から延宝七年(一六七九)に至る日記。『本朝通鑑』編纂の幕命を受けてより、完成及び残務始末に至る間の記事を主とし、あわせて家塾の活動や私事も記す。その編集所を国史館としたので、この吊がある。この日録は、その始終について毎日詳細に記され、その経緯を知るに重要な史料である。修史関係のみでなく、幕政・幕閣や諸大吊の人物論等も見られる。

〔収録範囲〕
1662〔寛文2〕~1666〔寛文6〕
○本朝編年録続撰下命
○弘文院学士の称
○忍岡山荘を弘文院と改称
○酒井忠清編修の遅きを質す
○史料収集及び筆生整わず経費上足
○延喜以後は事多く典拠の書少し
○編年録を本朝通鑑と改称の議
○撰者諸生侍史筆史小生傭書等に分つ
○昌泰元年より慶長十六年迄を七一四巻とす
○編集所を国史館と称す
○国朝の事は公言し難し
○事実を記述するのみ
○編纂開始
○蔵書家に目録を呈出せしむ
○紅葉山文庫の和書借出許可
○王室衰微は藤原氏に在り
○諸家系図等を写す
○諸家来館編輯業務に障りあり
○徳川光圀編修の次第を問う
○事実を記し文段に議論なし
○七百年の治乱興廃解明を目的とし筆誅を好まず
○地方の旧記類集らず
○通鑑編修後水尾上皇に上聞
○本朝通鑑を批判できるのは光圀のみ真価を知るは榊原忠次のみ
○徳川光友文筆を好まず
○義直羅山を厚遇
○怠廃せざるに編修進捗せず
○編集未だ三分一に至らず
○京都廷臣送付旧記は採るものなし


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