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史料纂集古記録編 第50回配本 本源自性院記
品切・重版未定

史料纂集古記録編 第50回配本 本源自性院記 (しりょうさんしゅうこきろくへん50 ほんげんじしょういんき)

発行:続群書類従完成会

近衛通隆・名和修・橋本政宣校訂

続群書類従完成会発行

本体4,800円+税

初版発行:1976年7月 A5判・上製・函入・260頁 ISBN 4-7971-0330-2 C3321



【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

後陽成天皇の第二皇子で、関白近衛信尹に養われてその後を嗣いだ信尋(一五九九−一六四九)の日記。信尋は当代一流の文化人で、茶湯を古田重然、立花は池坊専好に師事、書は三藐院流の第一の名手として著名である。同腹の長兄後水尾天皇を中心とする近衛第の文化的サロンは、宮廷文化を広く社会一般に伝播する経路となった点で、近世文化史上の近衛信尋の存在意義は大きい。

〔収録範囲〕
1621〔元和7〕~1643〔寛永20〕
○新将軍徳川家光参内して襲職の慶を奏す
○摂家門跡衆伏見城に赴き家光の襲職を賀す
○藤堂高虎少将に任ぜらる
○女院御所の爆竹近衛邸に行わる
○後陽成天皇七回聖忌法華懺法
○板倉重宗来り関白辞退の事を慂む
○古今伝授を猪苗代兼与より受く
○禁中より蘭奢待を賜い島津家久に遣す
○東山へ立花の下草を求む
○池坊専好の立花
○八条宮智仁親王薨去
○中和門院薨ず
○明正天皇即位
○礼服新調に山科高倉両家競望す
○一条兼遐邸において幕府年寄より禁裏諸法度を申渡さる
○京都所司代より諸家法度の事を申渡さる
○関白宣下里亭次第并拝賀記
○貞子内親王二条康道嫁娶記
○徳川和子御産七夜記
○二条城行幸記
○八条若宮元服記
○朝覲行幸仮名記
○姫宮近衛尚嗣嫁娶記
○和歌御会始読師勤仕記
○若宮近衛信尋御猶子并御名字事
○関東下向記
○南都下向記
○仙洞歌合記
○姫宮鬢曽木事
○有馬湯治記
○吉野初瀬等下向記


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