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史料纂集古記録編 第30回配本 元長卿記〔オンデマンド版〕
在庫あり

史料纂集古記録編 第30回配本 元長卿記〔オンデマンド版〕 (しりょうさんしゅうこきろくへん30 もとながきょうき)

1973年発行

芳賀幸四郎校訂

本体11,000 円+税

初版発行:2014年1月30日 A5判・並製・カバー装・366頁 ISBN 978-4-8406-3279-9 C3321



長らく品切れの書籍を復刊!

【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

甘露寺元長(一四五七*一五二七)の日記。元長は『親長卿記』で知られる親長の子である。本記は延徳二年(一四九〇)から大永五年(一五二五)までのうち、永正十三・十五・十六年の三ケ年を除く三十三ケ年の日記で、応仁の乱後の約三分の一世紀にわたる。当時の朝廷の儀式や和歌・連歌の会、京都の動勢や世相の他、経済的にも零落した当時の公家社会の生活の実態を知る好史料。

〔収録範囲〕
1490〔延徳2〕~1525〔大永5〕
○足利義政薨去
○東山殿山上の怪異
○足利義視薨去
○元長息伊長関東兵法師玄意を師として武芸を習う
○細川政元の被官赤沢朝経興福寺領を横領す
○後柏原天皇即位の費用欠乏(国役は有吊無実につき唐船の利を期待)
○金春大夫の勧進猿楽
○地下の音曲者歌舞す
○飛鳥井雅量に歌鞠の故実の指南を受く
○新続古今集書写
○興福寺赤沢朝経の社寺領横領を訴う
○公私多忙により日記をつけず
○囲碁の上手重阿弥
○延喜式書写
○細川政元の臣香西元長兵を丹後に出さんとし課役を賀茂社に課す
○社人これを拒絶するにより賀茂社を焼く
○足利義尹大内義興と海路東上せんとす
○細川高国軍勢を率いて入洛
○義尹京畿に迫り足利義澄甲賀に奔る
○義尹細川高国と大内義興の専恣を怒り甲賀に出奔す
○法然三百忌法会
○土佐光信勧修寺縁起を描く
○興福寺六方衆筒井順盛と同寺衆と確執あり
○本願寺光兼の葬儀
○織田信長足利義昭を奉じて入洛につき綸旨


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