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史料纂集古記録編 第55回配本 言国卿記5〔オンデマンド版〕
在庫あり

史料纂集古記録編 第55回配本 言国卿記5〔オンデマンド版〕 (しりょうさんしゅうこきろくへん55 ときくにきょうき5)

1977年発行

豊田武・飯倉晴武校訂

本体8,000 円+税

初版発行:2014年7月30日 A5判・並製・カバー装・246頁 ISBN 978-4-8406-3284-3



長らく品切れの書籍を復刊!

【内容説明】『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

山科言国(一四五二−一五〇三)の日記。言国は言継の祖父で言経の曽祖父。山科家は、音楽の家として知られ、また教言以来、代々内蔵頭を兼ねる家である。その日記・記録は、職掌関係や音楽の記事に詳しく、所領関係のものも多く含まれる。日次記は文明六年(一四七四)から文亀二年(一五〇二)まで現存し、応仁・文明の乱から戦国初期にかけての京都情勢にも多く筆を費している。

〔収録範囲〕
1494〔明応3〕~1495〔明応4〕
○勅命にて楊弓事を大工与次に仰付く
○山井景益阿波より上り名物紙を献上す
○言国室里より米を借用す
○大沢重致経師大夫良精より借銭
○借状書に言国袖判す
○徳政は京田舎物騒にても相違なし
○富子禁裏廷臣女房衆に物を取らす
○幕府諸関を停廃す
○内蔵寮率分関も廃止さる
○山科家七夕和歌興行
○山科家に盗人乱入し息定言手向いて重傷を負う
○定言死去により言国涙に咽び諸事忘却す
○七度の流れ灌頂
○故定言の肖像画を薄以量に依頼す
○定言死去により重致出家せんとす
○出雲山科家領雑掌三沢成吉を招請
○地下通路塞がれ正月飾り用木上らず
○山科家々人彦三郎暇を乞い花山院家へ移る
○安陪季音賀茂社神事用に障泥を借りに来る
○菖蒲湯の柴地下より上る
○山科七郷々民禁裏御用に上る
○禁裏外様番衆に菟玖波集校合さす
○備前居都庄年貢銭商人出す
○土一揆物騒にて草子類を他所に預く
○朽木口関公用銭納まる
○山科七郷勧進猿楽


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