古書
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鈴木三重吉葉書
林原耕三宛 ペン書 大正期
販売価格(税込):80,000円
10枚
【目録情報】92号近代自筆物特輯 及び以後の新蒐品
【著作者出身地】広島県
【著作者生年月日】1882年09月29日
【著作者没年月日】1936年06月27日
【解説】消印が明瞭ではないが、いずれも大正期のもの。「赤ん坊は黒ギンタマのタコ入道です。男だけに威張つて泣きます。すゞ中耳炎の上、母親を恋しがり。夜どうし泣きます。閉々口々です。暖かになりましたたら、タコを検閲に来て下さいませんか」(大7・1・25)「ゼンソク激しく、この十日あまり終夜坐つたきりです。(中略)海城へ辞職を申し出ましたら、校長は休職みたいな躰裁にしてくれました。英語の先生は、みんなで相談の上、当分(来年三月迄)私の時間を各が分擔し、他の人を入れないでおいて、私が治り次第、帰れるやうにしておいてくれました。好意に対し当分辞退も出来ず、困ります。それで今のところ、英語の教師は入れないわけです」(大7・9・12)(発信地)目黒 葉山 高田 大井町 青山(受信地)小石川 牛込 松山