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宮内庁書陵部本影印集成6 西宮記二 第7軸~第12軸 (くないちょうしょりょうぶぼんえいいんしゅうせいさいきゅうき)
本体25,000円+税
初版発行:2006年12月15日 A4横判・上製・函入・256頁 ISBN 4-8406-2406-2 C3321
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第2期完結!
尊経閣本と並ぶ重要古写本の壬生本を精緻に影印
翻刻では再現できない複雑な原本を二色刷で再現
【内容説明】西宮記とは 十世紀中頃に成立した源高明(914-982)著、朝廷の儀式公事に関する書。全体は恒例・臨時に大別され、恒例の部では正月から十二月に至る年中行事の次第が記され、臨時の部では臨時儀式の次第や、装束等の儀礼、政務のあり方など広範な事項が記述されている。朝廷の儀式を正確に行うことを重要な使命とした平安貴族にとって、この書は有用な書として重んじられ、平安時代から江戸時代に至るまで、本書の貸し借りや、読書会を行ったことなどの記録が諸書に散見している。宮内庁書陵部蔵古写本は、壬生官務家旧蔵で、通称壬生本と呼ばれる。全十七巻。そのうち十三巻は室町時代初めおよびそれ以前の書写のもので、四巻は江戸時代の補写。『西宮記』には当時の日記等によって豊富な事例が書き添えられていて、後人の追記になるものが少なくないが、これを勘物という。『西宮記』の勘物には多くの書物の逸文が含まれており、本文とともに平安時代史研究の貴重な史料を提供する。
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