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僧慶政関係資料 渡宋記・法華山寺縁起
品切・重版未定

僧慶政関係資料 渡宋記・法華山寺縁起 (くないちょうころたいぷえいいんしりーず とそうき ほっけざんじえんぎ)

宮内庁書陵部編

本体58,252円+税

初版発行:1991年6月1日 巻子本・2軸 ISBN 4-8406-2016-4 C3321


九条家に所縁深い鎌倉前期の渡宋僧慶政の貴重資料を完全複製

【内容説明】慶政関連の貴重史料を精巧なコロタイプ印刷で原寸大に完全複製。
渡宋記
本巻は、平安後期の永保二年(1082)に入宋した巡礼僧戒覚の渡航の記録。寛喜元年(1229)に書写されたもので、巻末に慶政自筆の識語が付されている。その識語によると、慶政が播磨国書写山に赴いた際、実報寺の寺主である仏如房と面談するうちに、戒覚自筆の「渡宋記」の存在を知り、仏如房の弟子実尊の手を煩わして書写させたものであるという。内容は、入宋の経過を日記体で記し、到着の報告をかね、みずからその日記を抄出して旧房播磨の引摂寺の送ったもので、永保二年九月五日、筑前博多津から宋商船で密出国した記事に始まり、翌年六月十一日、五台山真容院に永住を許されたところで終わる。密航の苦心、宋船の風習や航法、宋国での待遇、見聞の風物、感慨の詩歌などが克明に記されている。
法華山寺縁起
本巻は、慶政を開基とする京都西山法華山寺の縁起で、慶政自筆の草稿本である。内容は首部を欠き、寺内の結構の一部から奉納の諸仏像、経典、法花三昧堂他、各々の由緒・安置にいたる経緯等を詳細に記し、本寺の立地の様子や瑞相、建立の主旨を記し本文を終える。著述の年次は「丁亥歳八月十一日」とあり、慶政生存中の丁亥、嘉禄三年(1227)であることがわかる。また巻末には「奇事条々」として、本寺にまつわる奇談のメモを五条にわたって加えている。尚、法華山寺は南北朝の争乱以後、幾度かの兵火にかかり、大永七年(1527)の罹災以後次第に衰え、ついに廃墟となった。
《限定150部》

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