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品切・重版未定

天理図書館善本叢書漢籍之部3　集千家註　杜工部詩集上 （てんりとしょかんぜんぽんしそうしょ　かんせきのぶ　しゅうせんかちゅう　とこうぶししゅう　じょう）

天理図書館善本叢書漢籍之部編集委員会編　解題　黒川洋一

本体14,000円＋税

初版発行:1981年1月14日 A5判・上製・貼函入・540頁 ISBN 4-8406-9303-X C3395

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【内容説明】中国の詩聖、杜甫の詩集は、宋代以後、多くの人によって注釈が書かれ、出版されたものもおびただしい数にのぼる。「集千家註批点杜工部詩集」はその一つであり、本図書館は、その元版・五山版それぞれ数種を蔵するが、そのうち「米沢蔵書」（直江山城守兼続旧蔵）の蔵書印のある元版を選んだ。元の高楚芳の輯注、劉辰翁の批点。古体・今体に大別する本来の杜甫詩集の形式で、現存するものでは南宋初年の九家注につぐ古い形をとるテキストといえる。保存よく刻画精妙。この本に欠く文集二巻と目録・年譜は、本館所蔵の元・至大元年（1308）会文堂刊本によって補配する。

【目次】「集千家註批点 杜工部詩集」二十巻 元刊本