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品切・重版未定
天理図書館善本叢書和書之部66 仮名曽我当蓬莱 (てんりとしょかんぜんぽんそうしょ わしょのぶ かなでそがねざしのふじかね)
本体13,000円+税
初版発行:1984年5月14日 A5判・上製・貼函入・588頁 ISBN 4-8406-9166-5 C3395
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【内容説明】江戸歌舞伎全盛期の大作家、鶴屋南北の上演台帳(脚本、即ち装置・演出・効果などまで詳しく記した台本)である。台帳はその性質上、ごくわずかしか作成書写されぬが、これはその内でも最も体裁のよく整ったもので、大序の幕明きの口上の演出から、各幕の小名題の記載、終りの作者連名に至るまで、完全に記し残されてある点、珍奇且つ貴重である。上演は文政七年正月市村座、春狂言の事ゆえ、曽我と「仮名手本忠臣蔵」とを綯交ぜにして仕立ててあるが、流石に巧みな構成で、複雑難解の弊に陥っていない。南北70歳、老熟の作品。伝本至稀、芝居好きの渋江抽斎の旧蔵。
【目次】「仮名曽我當蓬」鶴屋南北作台帳
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