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品切・重版未定
天理図書館善本叢書和書之部49 きりしたん版集二 (てんりとしょかんぜんぽんそうしょ わしょのぶ きりしたんばんしゅう2)
本体14,000円+税
初版発行:1978年5月14日 B5判・650頁 ISBN 4-8406-9149-5 C3395
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【内容説明】天下の孤本、長崎版と推定される国字本の太平記抜書を収録。日本語、あるいは日本史の教科書として刊行されたと思われるこの「抜書」は、わが国における原太平記四十巻三百三十九章の本文を六巻百四十八章に縮小している。これは決して単なる抜抄ではなく、キリスト教の教義に抵触しないように、省略したり、あるいは少しの改竄を加えたりした痕が顕著であるのに注目される。印刷は漢字平仮名交りで、金属活字を主体として、これに多量の補刻の木活字を混用して居る点にも興味がある。明治31年ころ、E.サトー卿の日本に於ける発見本としても名高い。
【目次】「太平記抜書」慶長中刊 古活字版
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