品切・重版未定

天理図書館善本叢書和書之部13　古代史籍続集 （てんりとしょかんぜんぽんそうしょ　わしょのぶ　こだいしせきぞくしゅう）

天理図書館善本叢書和書之部編集委員会編　解題　田中卓

本体9,800円＋税

初版発行:1975年1月14日 A5判・上製・貼函入・584頁 ISBN 4-8406-9113-4 C3395

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【内容説明】延喜式〔吉田家本〕は巻九・十全巻を完備。唯一神道の宗家たる卜部吉田家秘伝にして、従来世に知らるること稀。本文は雄勁な楷書、傍訓は片カナ、古体字を用うること多く、古色満紙。類聚三代格〔観智院本〕は、十二巻本系の巻序の「巻第三」としては現存最古。巻末に文永五年四月の明法家中原職宗の校点記を有す。書は整美、全巻一筆。扶桑略記〔金勝院本〕は神武天皇より平城天皇大同二年までの系譜的事項と仏教関係記事を主として抄録したもの。現存最古本。また散逸した欠文を補う唯一の資料として重要。

【目次】「延喜式」平安末鎌倉初期頃写　吉田家本
「類聚三代格」平安末期写　観智院本
「扶桑略記」平安末鎌倉初期頃写 金勝院本