出版物
古墨聚英(全3巻) (こぼくしゅうえい ぜん3さつ)
【2026年8月刊行開始予定・全巻予約募集中】*刊行ごとにお届けいたします
全3巻 セット予価99,000円(本体予価90,000円+税10%)
第1巻 唐墨1 予価33,000円(本体予価30,000円+税10%) 2026年8月刊行予定
第2巻 唐墨2 予価33,000円(本体予価30,000円+税10%) 2026年12月刊行予定
第3巻 江戸古墨・李朝墨・墨型・用紙 予価33,000円(本体予価30,000円+税10%) 2027年4月刊行予定
本体予価90,000円+税
初版発行:2026年8月 A4判・上製・貼函入・各冊450頁(予定)、揃1350頁(予定) ISBN 978-4-8406-2524-1 C3070
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稀代の古墨コレクターが蒐集した唐墨・和墨を初公開
明代墨・康煕年代墨・乾隆年代墨・江戸古墨など、稀代の古墨コレクターが蒐集した唐墨・和墨から厳選し、名品を含めた古墨550点をカラー写真で掲載。
厳選した古墨はMRIなどの科学分析を初めて実施し、組成の秘密に迫る!
【内容説明】全点カラー写真でその外観の美を伝えるとともに、厳選した名墨については、3Dスキャナでの撮影、電子顕微鏡やMRIを使った内部組成の解析を実施。墨に関する貴重な文献・拓本資料なども併載。古墨の多角的な情報をふんだんに提供する初の書!
●唯一無二の貴重な古墨550点を一挙初公開
日本黄檗宗の祖・隠元禅師(1592-1673)が来日時に持参した「拱翠堂墨」や、洋画家・岸田劉生が愛蔵した「文犀照水図墨」(山中商会請来の明代墨)、後水尾天皇(在位1611-29)が使用した御手用残墨、徳川8代将軍・吉宗(1684-1751)が上覧した漆函入り古墨など、文化財級の唐墨・和墨の名品を含めた古墨550点を初公開。
●伝来の確かな名墨の数々
張絅伯や周紹良など中国の古墨研究家・収蔵家を代表する収集家の旧蔵墨、さらには室町時代から続く日本最古の製墨業の奈良・古梅園伝来の秘蔵墨など、伝来の確かな名品の数々を収録。
●初公開の貴重な墨関連の文献・拓本資料も多数紹介
北京の恭王府にあった明代・清代の稀少古墨を、戦前の世界的な古美術商である山中商会が4冊本にまとめた拓本集や、中国を代表する研究者の直筆原稿など、知られていなかった貴重資料を多数収録。
●3Dスキャナによる「形状彫刻の美」の可視化
古墨の紋様や文字を3D形状測定機で撮影・解析し、その造形美を科学的な視点も交えて浮き彫りに。
●初めて科学的に内部組成を解析
厳選した名墨について、電子顕微鏡(SEM/TEM)やMRIを用いた煤の粒子解析、ニカワの分子量分布、ニカワの由来動物種の同定など、古墨の組成を科学調査で体系的に解明した画期的な内容。
【目次】第1巻 唐墨1【2026年8月刊行予定】
第一章 古墨の形状彫刻の美—3D形状測定機による撮影併用—
第一節 古墨の眼光
第二節 古墨の紋様
第三節 古墨の文字
第四節 古墨の型と収蔵箱の装飾性
第二章 明代墨
第三章 清代康煕年代墨
第四章 古墨の墨譜・原稿類・試墨帖・墨型
第五章 古墨の内部組成の解析と考察
第一節 古墨(明代墨・康煕墨・乾隆墨・江戸古墨)11種の解析と考察
第二節 MRI(磁気共鳴画像法)による唐墨・和墨の密度の解析と考察
第三節 古墨における膠の由来動物種の解析と考察
第六章 古墨の表面観察
第一節 古墨装飾における金と藍の顔料解析
第二節 古墨の体積抵抗計分析の考察
第三節 古墨の表面観察(漆磨き・金巻などについて)
第七章 古墨の解説
第2巻 唐墨2【2026年12月刊行予定】
第一章 乾隆御製墨を中心とした清代中期の古墨
第二章 清代中期以降から清末の古墨
第三章 造墨資料
第一節 煤の分析と考察
第一項 煤10種の基礎物性比較考察 松煙4種・手炊き菜種油煙2種・ランプブラック煙4種/第二項 走査型電子顕微鏡による油煙・松煙の解析/第三項 近代日本における紀州生まつ松煙煤考/第四項 自製生まつ松煙の考察(檜煙・リンゴ煙など多数)/第五項 自製油煙の考察)
第二節 膠の分析と考察
第一項 広東膠の解析と考察/第二項 造墨に使用された伝統産業用の膠の解析と考察/第三項 膠の元素分析
第3巻 江戸古墨・李朝墨・墨型・用紙【2027年4月刊行予定】
第一章 江戸古墨
第一節 古梅園秘蔵の江戸古墨(後水尾天皇御手用残墨など貴重墨)
第二節 江戸古墨
第三節 李朝墨
第二章 和墨の墨型500丁
第一節 墨型の美(3D形状測定機による撮影併用)
第二節 墨型の拓本
第三章 書道用紙の顕微鏡写真解析
第一節 中国宣紙
第二節 韓国紙
第三節 手漉き和紙
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