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徳田秋聲全集　第14巻〔オンデマンド版〕 （とくだしゅうせいぜんしゅう）

編集委員　紅野敏郎・松本徹・宗像和重・田澤基久・紅野謙介

本体14,000円＋税

初版発行:2023年7月31日 A5判・並製・カバー装・386頁 ISBN 978-4-8406-3547-9 C0393

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硯友社時代から戦中まで常に日本近代文学の第一線でその根幹に位置した大文豪の全貌を初めて示す

【目次】解説・曾根博義　解題・田澤基久
復讐・争闘・宇治の一日・妥協・破談・死の執着・給仕女・彼の失策・或女の死・蘇生・最後の別れ・屋に迷ふ・郊外の聖・死を繞りて・初冬の気分・生命の綱・慶子の縁談・無智の愛・お品とお島の立場・京子の身のうへ・無駄道・籠の小鳥・共鳴・勉吉の打算・フアイヤ・ガン・余震の一夜・不安のなかに・乾いた唇・「梅」を買ふ・遠足・車掌夫婦の死・贅沢・花が咲く・小婢・恥辱・或る牾かしさ