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尊経閣善本影印集成72 外記日記(新抄)1〔第九輯 鎌倉室町古記録〕 (そんけいかくぜんぽんえいいんしゅうせい)

前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康

本体37,000円+税

初版発行:2019年8月25日 A4判・上製・貼函入・272頁 ISBN 978-4-8406-2372-8 C3321



記録類が少ない鎌倉時代後期の政治史を知る

【内容説明】●外記日記(新抄)
 中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。
 尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。


●カラー図版を多数まじえた、書き下ろしコラム公開。
遠藤珠紀「透過光撮影で読み解く紙背文書 『外記日記 新抄』の見どころ 記録が少ない鎌倉時代後期の政治史を知る」
https://company.books-yagi.co.jp/archives/5751

【目次】【所収書目】
「外記日記(新抄)」一〔所収〕文永元年~三年(1264~66)

巻一 文永元年 正月—十二月
巻一 紙背
巻二 文永二年 正月—十二月
巻二 紙背
巻三 文永三年 正月—十二月
巻三 紙背
参考図版(紙背文書の透過光写真)
附載


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