八木書店 出版物・古書目録

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出版物

ジャポニズム—略奪と悦楽と
品切・重版未定

ジャポニズム—略奪と悦楽と (じゃぽにずむ りゃくだつとえつらくと)

発行:Hotei Publishing(2000年)

原題:Plunder and pleasure/Japanese art in the West, 1860-1930

マックス・プット著

【発行】Hotei Publishing

本体8,800円+税

初版発行:2001年8月16日 240x160mm、布装上製・152頁 ISBN 90-74822-09-6


西欧での東アジア美術流行時、ディーラーやコレクターが果たした役割を深く調査・考察

【内容説明】本書は、東アジア美術の流行が頂点に達していた19世紀末から20世紀初頭の西欧において、ディーラーやコレクターが果たした役割を深く調査・考察した。
他に類を見ないテーマを設定した本書は、ジャポニズムの概観と、当時のアジア美術貿易の詳細を期した重要仏語文書二点の英語訳が収録されている。文書は、美術商フィリップ・シヘル (1839/40-99) による「あるフランス人美術商の日本ノート」と収集家レイモンド・クフリン (1860-1931) による「老東アジア美術収集家の思い出」。両書とも翻訳にあたって詳細な注釈が加えられた。また、シヘル、クフリン両氏の経歴と並んで、内容に関する議論や翻訳に対する意義も述べられている。
本書は当時の西欧が東アジア美術に示した関心に光を当て、当時進行していた極東と西欧の文化関係に対する読者の理解を深める。モノクロ図版20点。

【著者紹介】
マックス・プット(Max Put)
アムステルダム・リットフェルト芸術大学を卒業後、現在ライデン大学大学院美術史科の修士課程に在籍。19世紀末から20世紀初頭における日本美術がオランダ装飾美術に及ぼした影響を主題に研究。

【目次】Acknowledgements
Editor's note
Preface
Japonisme:an introduction
Notes and Souvenirs
The texts
Biographical sketches of the authors
Notes of a Parisian art dealer in Japan
Memoirs of an old collector of East Asian art
Bibliography
Index

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