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満済准后日記人名索引 全1冊 (まんさいじゅごうにっきじんめいさくいん)

満済准后日記研究会編

本体11,000円+税

初版発行:2010年12月15日 A5判・上製・函入・440頁 ISBN 978-4-8406-2074-1 C3021



室町期研究の基本史料
20年の歳月をかけ『満済准后日記』(続群書類従本)の人名索引、遂に完成!

【内容説明】人名の考証と比定を行ない、異称・別称の類もすべて採録。中世史を研究するすべての人に、待望の新索引!



■本書の特長
●『満済准后日記』上・下(続群書類従補遺一所収)の人名索引 。
●現在、流布本である続群書類従本は、上下二段組で傍注も頭注も付けられていない。本書に限らず、古記録に記載された人名は、時期によって変遷する通称(異称・官途名など)で記され、実名で書かれることは少ない。本書では、可能な限り人名の比定を行ない読者の便宜を計った。
●本索引により、知りたい人物を即座に検索し、時代を追って本文とあたることが可能になった。また、難解な本書に登場する人物の、異称・別称を知り個々の関係を理解して本文を読解出来るようになった。

■満済准后日記とは?
  醍醐寺七十四代座主満済の、応永十八年(一四一一)~永享七年(一四三五)の日記。
 満済は、今小路師冬の子で、後に三代将軍足利義満の猶子となり、法身院准后とも呼ばれる。ついで義持の頃から護持僧となり、祈?のみならず幕政の枢機にも参画した。政治・社会・経済・文学・芸能史の史料としても、しばしば引用される。
  足利義持・義教の時代の政治史料としても第一級で、同じく続群書類従本の『看聞御記』とならぶ室町前期の基本史料!


●配列は、訓読による五十音順、ただし僧・女子は音読とした。
●各項目は、人物名を掲げ、( )内に異称・註記を入れ、記載箇所の年月日と巻数(上巻・下巻)・ページ数・段(上・下)を示し、末尾に掲出箇所の表記を入れて利用の便宜を計った。本文の表記から当該箇所を検索しやすくしてある。
●各項目の採録については、原文主義とし、重複を厭わず異称・別称の類もすべて採り、ミヨ項→をもって( )内にまとめた〔官職・通称・幼名・所属寺院など〕。また、必要に応じて〈 〉( )内に註記を施した。


 満済准后日記研究会…1989年発足の研究会で、故高橋正彦氏(慶應義塾大学名誉教授)の研究室で行なわれていた輪読会が母体。本索引は、研究会(メンバー7名)の活動の集大成で、20年の歳月をかけて漸く完成したものである。


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