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出版物

寛政重修諸家譜11
在庫あり

寛政重修諸家譜11 (かんせいちょうしゅうしょかふ11)

発行:続群書類従完成会

高柳光寿監修

続群書類従完成会発行

本体5,000円+税

初版発行:1965年5月 A5判・上製・函入・414頁 ISBN 4-7971-0215-2 C3323



【内容説明】江戸幕府は、寛永十八年(一六四一)、諸大名、下士までの系譜を録して『寛永諸家系図伝』を編纂したが、寛政十一年(一七九九)、若年寄堀田正敦に命じて再度諸家より家譜その他の資料を提出させ、林述斎・屋代弘賢ら六十余名を用いて編纂の業を起こさせた。以後十四年の歳月を費して完成したのが本書で”重修”と題する所以である。量的に膨大な系譜集であるばかりでなく、質的にも各々の家々より提出された由緒・事蹟を、幕府の日記等、確実な史料に拠って吟味し、改めるものがあればその趣意を註して改め、按文を施すなどしている。記述の対象とするところは、徳川氏一門を除く御目見以上の大名・旗本、及び医師・同朋・茶人等幕府と直接の支配関係にあったものに限り、その本支分脈を明らかにし、家の由緒から、個々人の事蹟を記録している。全千五百二十巻に収める人数約十万名に及ぶ、本邦最大の武家系譜集。内閣文庫所蔵の献上本に基づき、全面的な校訂・補正を施すと同時に、カード約四十万枚を整理した人名索引四冊を完備し、本書の利用価値は増々高まっている。


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