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戊辰戦争と「朝敵」藩―敗者の維新史― (ぼしんせんそうとちょうてきはん はいしゃのいしんし)

水谷憲二著

本体12,000円+税

初版発行:2011年3月15日 A5判・上製・函入・516頁 ISBN 978-4-8406-2044-4 C3021


生き残りをかけた「朝敵」藩の顛末!
新史料を博捜、西日本を中心に地方藩の戦後処理を明かす

【内容説明】戊辰戦争と言えば、白虎隊で有名な会津藩の悲劇が有名ですが、桑名藩も、戊辰戦争の初戦となった鳥羽伏見の戦いの段階では、会津藩と並び、旧幕府軍の主導的立場と目されていました。
そのため、桑名藩も、新政府より討伐対象に指定され、官軍を送り込まれますが、会津藩のように、戦争になることなく、無血開城が成立しました。
その後、明治元年(1868)1月28日から翌年の8月まで、桑名の地は、官軍の尾張藩(および津藩)によって統治されます。

これまでの戊辰戦争研究では、東北や北陸の戦場ばかりが取り上げられていましたが、本著は、開城から復興までの桑名本国の占領統治の実態を網羅した著作です。
桑名藩は、会津藩のような悲劇的な道をどのように回避したのか。
それ以外の180藩もふくめ、「敗者の維新史」の謎を解き明かします。


●戊辰戦争を西日本の「朝敵」藩から再検討した初めての書。
●特に桑名藩(三重県桑名市)について注目、新視点で迫る。
●桑名藩以外にも、四国の伊予松山・高松藩、山陽の姫路・備中松山藩、北陸の小浜藩、山陰の宮津藩、東海地方の大垣・鳥羽藩、房総の大多喜藩も検討。
●その他、北陸道筋・中山道筋の諸藩など、江戸以西の180藩以上の動向を取りあげる。
●博捜した新史料を駆使した最新・高度な研究。
●これまで多用されてきた回顧録の記述も厳密に史料批判のうえ再検討。
●徹底した高度な実証研究とともに、類例・他藩との比較、中央政府の政治政策を加味し、戊辰戦争史、さらに明治維新史に大きな影響を与える。
●巻末に、本書内でとりあげた各藩の幕末維新期の動向を、出典を明示し表にして掲載。幕末維新期の基礎データとして有用。

【桑名藩とは】 桑名藩主松平定敬が幕末期に京都所司代の重職につき、兄である京都守護職の会津藩主松平容保とともに、徳川慶喜をバックアップ。幕末期の終盤には、倒幕を指向する薩摩・長州藩とは対立関係にあった。鳥羽伏見戦争では、会津藩とともに旧幕府軍の先鋒をつとめ、両藩は、旧幕府側についた「朝敵」藩の中でも、別格とあつかわれた。

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