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出版物

実隆公記6上
在庫あり

実隆公記6上 (さねたかこうき6*1)

発行:続群書類従完成会

高橋隆三校訂

続群書類従完成会発行

本体9,000円+税

初版発行:1961年6月 A5判・上製・函入・314頁 ISBN 4-7971-0441-4 C3321



【内容説明】三条西実隆(一四五五~一五三七)の日記。応仁の乱の直後の文明六年から、室町末期の天文五年に至る。戦国争乱のさなかの政治・社会の動静、公家文化とその地方浸透などに関する室町後期の根本史料。本日記を通じて、実隆の深い教養が公家・武家の社会に重んじられ、宗祇・肖柏等の連歌師や横川景三等、当代一流の禅僧がみな実隆と交誼を結んだ事情や、地方の武将が文運の興隆に意を注いでいた事情が窺われる。さらに淀の魚市や関所の濫置、土一揆の蜂起等、社会経済史の記事も豊富である。

〔収録範囲〕
1523〔大永3〕~1525〔大永5〕
○元日節会
○内侍所御神楽
○公条第和漢聯句会
○知仁親王酒饌を献ぜられ御宴あり
○公条史記の講義聴聞の為建仁寺に赴く
○勾当内侍東坊城松子の任典侍につき勅問あり
○近衛稙家等猿楽を叡覧に供す
○宗長詠歌大概を書写せん事を請う
○青蓮院尊鎮入道親王出奔せらる
○鹿苑院等貴足利義澄十三回忌陞座仏事法語を示す
○下京に勧進猿楽あり
○苧商人年貢紊入を諾す
○春日霊験絵詞を校合す
○二条尹房家領につき内奏す
○細川高国鷹狩に出づ
○清原宣賢父子実隆第にて漢書列伝に点す
○風雅集仮吊序の銘に宸筆を染められん事を乞う
○伊達稙宗和歌の添削を乞う
○幕府にも公私共に用脚なし
○幕府加賀井家荘半分を二条尹房に安堵せしむ
○御八講料足武家より進上の先例
○延暦寺日蓮宗僧の任僧正僧都を停められん事を訴う
○竹田定祐書状
○勧修寺藤子伊勢神宮に参詣す
○花山院忠輔家領の事につき綸旨を乞う
○細川稙国幕府に出仕す
○宗甫書状


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