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出版物

実隆公記3上
在庫あり

実隆公記3上 (さねたかこうき3−1)

発行:続群書類従完成会

高橋隆三校訂

続群書類従完成会発行

本体9,000円+税

初版発行:1933年8月 A5判・上製・函入・372頁 ISBN 4-7971-0435-X C3321



【内容説明】三条西実隆(一四五五~一五三七)の日記。応仁の乱の直後の文明六年から、室町末期の天文五年に至る。戦国争乱のさなかの政治・社会の動静、公家文化とその地方浸透などに関する室町後期の根本史料。本日記を通じて、実隆の深い教養が公家・武家の社会に重んじられ、宗祇・肖柏等の連歌師や横川景三等、当代一流の禅僧がみな実隆と交誼を結んだ事情や、地方の武将が文運の興隆に意を注いでいた事情が窺われる。さらに淀の魚市や関所の濫置、土一揆の蜂起等、社会経済史の記事も豊富である。

〔収録範囲〕
1495〔明応4〕~1496〔明応5〕
○白馬節会
○内侍所御神楽
○前右少弁万里小路賢房勅勘を赦され出仕
○小御所北面庭修理
○北野社法楽和歌御会
○実隆孟子註疏を書写し勝仁親王に献ず
○細川政元渡辺天神法楽和歌を勧進す
○常徳院足利義熙七回忌
○実隆等疱瘡減気
○建仁寺大昌院上棟
○勧修寺政顕加賀国より上京
○宗祇新撰菟玖波集を撰す
○京都一条武者小路に火ありて廷臣の第宅多く延焼
○寺社本所領の事につき評定
○実隆息女九条尚経に嫁す
○淀魚市の事につき西園寺に使者を遣わす
○大和長谷寺炎上し諸堂坊舎等悉く焼失
○勝仁親王御所にて夢想法楽連歌
○慈照院足利義政七回忌法会を予修す
○追儺
○唐橋在数九条亭にて殺害せらる
○禁裏より長谷寺再建の奉加として金香合等を遣わす
○赤松政則卒去
○印地打にて死傷の者多し
○禁中怪異
○故足利義政室日野富子薨ず
○了庵和尚円覚経談義
○浦上則宗に命じて御料所備前国鳥取庄年貢を上らしむ
○三鈷寺長老実空入滅


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