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尊経閣善本影印集成31 古語拾遺〔第四輯 古代史籍〕
在庫あり

尊経閣善本影印集成31 古語拾遺〔第四輯 古代史籍〕 (そんけいかくぜんぽんえいいんしゅうせいこごしゅうい)

前田育徳会尊経閣文庫編/〔解説〕石上英一〔訓点解説〕月本雅幸

本体25,000円+税

初版発行:2004年1月30日 B5判・上製・貼函入・296頁 ISBN 4-8406-2331-7 C3321


最高峰の古典文庫から至宝の蔵書を精選!

【内容説明】古語拾遺 三種各一巻〔熈允本・釈無貳本・亮順本〕 鎌倉末期~南北朝初期写(重文)
第7回配本31 
 『古語拾遺』は、斎部広成が大同二年(807)二月一三日、平城天皇の召問に応え、上覧に供するため撰述した書とされる(西宮一民説)。神代の伝承、神武天皇から天平勝宝九歳に至る神事の歴史などを、忌部氏の立場から記述する。『日本書紀』『古事記』に見えない神話・伝承や、神祇制度に関する忌部氏からの主張、御歳祭などの神事も見え貴重である。
 『古語拾遺』の古写本には、卜部家本系と伊勢本系がある。卜部本の最古写本は、卜部兼直書写以来、吉田家に相伝されてきた天理図書館所蔵の嘉禄本である。一方の伊勢本は、伊勢神道関係書所引古語拾遺と系統を同じくする写本の称で、尊経閣にはその最古写本三本が蔵されている。三本いずれも重要文化財である。
釈無貳本は、奥に乗一房無貳の跋を有す。無貳が武蔵国金沢の称名寺長老剣阿(1261~1338)の本を転写したものである。無貳宛書状の反故を料紙とし、鎌倉末期書写とされる巻子本である。
熈允本は、表紙外題下に剣阿の弟子熈允の名があり、元弘本と近い称名寺本系写本である。鎌倉末期書写とされる巻子本である。
元弘本は、元弘四年(1334)、称名寺で書写された巻子本で、表紙外題下の「亮順」の所持主名により亮順本とも称されている。1926年に「尊経閣叢刊」第一回として複製が刊行されたが稀覯書となっている。岩波文庫新版の西宮一民校注本も亮順本を対校本の第一として用いている。
 これら三本は、鎌倉末~南北朝初の時期に称名寺において書写、伝授された類縁の写本で、それぞれ詳細な訓点を有する。伊勢本系の写本は、冒頭の「天中所生之神」の系譜に中臣氏の手が入っているとされるが、尊経閣文庫の三本は、卜部家本を底本とするときも、訓点も含めて対校本として用いられねばならない写本群である。

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