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尊経閣善本影印集成27 釈日本紀1〔第四輯 古代史籍〕 (そんけいかくぜんぽんえいいんしゅうせいしゃくにほんぎ1)
本体30,000円+税
初版発行:2003年6月25日 A4横判・上製・函入・288頁 ISBN 4-8406-2327-9 C3321
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【内容説明】
釈日本紀 二十九冊 正安三・四年写(重文)
第6回配本27・第8回配本28・第9回配本29
『釈日本紀』は、卜部兼方が文永十一年(1274)以降、正安三年(1301)以前の時期に、平安時代以来の日本紀講書の私記と卜部家の家学により撰述した『日本書紀』の注釈書。全二八巻で、巻一開題、巻二注音、巻三乱脱、巻四帝皇系図、巻五~十五述義、巻十六~二十二秘訓、巻二十三~二十八和歌の七部に分かたれる。約六百余を算えるとされる日本紀講書の私記をはじめ、各種の風土記逸文や上宮記逸文など古書を典拠として引用する客観的注釈書である。
尊経閣文庫本は一巻一冊の二八冊に目録を添えた二九冊である。もと粘葉装の料紙を表裏に剥ぎ分け裏打ちして袋綴装に改装している。各巻奥書によれば、正安三年十一月~四年四月に伯家資通王(1273~1327)が書写し、その子資継王(1300~71)を経て、のち卜部兼永に伝えられた写本である。「新訂増補国史大系」の底本となっている。
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