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出版物

賀茂真淵全集6 万葉解 他
品切・重版未定

賀茂真淵全集6 万葉解 他 (かものまぶちぜんしゅう6)

発行:続群書類従完成会

久松潜一監修

続群書類従完成会発行

本体6,500円+税

初版発行:1980年5月 菊判・上製・函入・328頁 ISBN 4-7971-0177-6 C3391



【内容説明】賀茂真淵(一六九七−一七六九)は、江戸時代中期に現われた不世出の国学者・思想家・詩人である。真淵は、契沖や春満の後をうけ、国学においては、門下の本居宣長とともに最高の地位を占める。その著作は、古代の古典を主眼とするが、平安朝の和歌や物語の注釈・歌論書も数多い。文章は古代風に擬した独特の雅文を創始した。その学問は、儒仏などの外来思想の影響を去って日本古代の精神に復帰することを理想とした。本全集は、その著作を、多くの新出資料を補い、全般にわたり解説に意を用いて、現時点での真淵全集の決定版たらしめんとするものである。

【目次】【万葉解】「万葉解序」「万葉解通釈并釈例」「万葉解上」の三部全体の総称。本書は『万葉考』の草稿本の一部で、自筆本二種を所収。
【万葉集遠江歌考】『万葉集』に見える遠江関係の歌に注釈を加えたもの。
【竹取翁歌解】『万葉集』巻十六に見える竹取翁歌に注解を加えたもの。
【万葉集問目】門下の本居宣長との問答をまとめたもの。


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