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出版物

賀茂真淵全集2 万葉考 4~6
品切・重版未定

賀茂真淵全集2 万葉考 4~6 (かものまぶちぜんしゅう2)

発行:続群書類従完成会

続群書類従完成会発行

本体6,500円+税

初版発行:1977年 菊判・上製・函入・394頁 ISBN 4-7971-0172-5 C3391



【内容説明】賀茂真淵(一六九七−一七六九)は、江戸時代中期に現われた不世出の国学者・思想家・詩人である。真淵は、契沖や春満の後をうけ、国学においては、門下の本居宣長とともに最高の地位を占める。その著作は、古代の古典を主眼とするが、平安朝の和歌や物語の注釈・歌論書も数多い。文章は古代風に擬した独特の雅文を創始した。その学問は、儒仏などの外来思想の影響を去って日本古代の精神に復帰することを理想とした。本全集は、その著作を、多くの新出資料を補い、全般にわたり解説に意を用いて、現時点での真淵全集の決定版たらしめんとするものである。

【万葉考】巻四~六。『万葉考』の巻四(通行本『万葉集』巻十一)、巻五(同巻十二)、巻六(同巻十四)の注釈書。【万葉考別記】『万葉集』関係の事項や語句についての特殊な考説をまとめた『万葉考』の別記(一~六)。【人麻呂集】真淵が『万葉考』巻四・巻五に人麻呂歌集出とある歌を抄出し、別巻としてまとめ注釈を加えたもの。以上は、真淵の稿本によって、天保十年までに刊行されたもので『万葉考』の精髄をなす部分である。最後に『別記追加』および『人麻呂集別記』を付す。

【目次】【万葉考】巻四~六。『万葉考』の巻四(通行本『万葉集』巻十一)、巻五(同巻十二)、巻六(同巻十四)の注釈書。
【万葉考別記】『万葉集』関係の事項や語句についての特殊な考説をまとめた『万葉考』の別記(一~六)。
【人麻呂集】真淵が『万葉考』巻四・巻五に人麻呂歌集出とある歌を抄出し、別巻としてまとめ注釈を加えたもの。以上は、真淵の稿本によって、天保十年までに刊行されたもので『万葉考』の精髄をなす部分である。最後に『別記追加』および『人麻呂集別記』を付す。


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