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近世芸苑譜 （きんせいげいえんぷ）

野間光辰著

本体9,800円＋税

初版発行:1985年11月25日 A5判・488頁 ISBN 4-8406-9071-5 C3095

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西鶴研究を支えた広大重厚な背景

【内容説明】著者の西鶴研究は、近世文学研究の最高峰である。ただしそれには広大重厚な研究群の裏付けが存した。今度喜寿記念の一つとして出刊の本書がそれを物語る。収める所、近世初期の遊里と色道論、元禄の歌舞伎浄瑠璃、中・近世の歌謡、そして近世後半の文人達の研究、その悉くが著者薬籠中のものだったのである。

【目次】藤本箕山の生涯／箕山『大鏡』の完本について／箕山余煇／箕山伝記資料／新編箕山句集／『明清闘記』と近松の国性爺物／蒹葭堂会始末／世阿弥の『拾玉得花』について 他全24編。