八木書店 出版物・古書目録

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出版物

品切・重版未定

元禄時代俳人大観(全3巻) (げんろくじだいはいじんたいかん)

第1巻 貞享元年(1684)~元禄10年(1697)
【第1回配本】2011年6月刊行 584頁
第2巻 元禄11年(1698)~宝永4年(1707)
【第2回配本】2011年11月刊行 612頁
第3巻 索 引 書籍版504頁+ CD1枚
【第3回配本】2012年3月刊行〔品切〕*今栄蔵編『貞門談林俳人大観』の索引も収録

雲英末雄監修/佐藤勝明・伊藤善隆・金子俊之編

本体36,000円+税

初版発行:2011年6月15日 菊判・上製・カバー装・1700頁+CD1枚 ISBN 978-4-8406-9680-7 C3392



文部科学大臣賞受賞!
全館完結! 大吊から遊女まで、総数二万二千人!
近世人が嗜んだ俳諧を知るために
俳諧研究のみならず、近世文化研究に必備の人吊目録。浮世草子作者や歌舞伎役者・村人・商人など、階層・職業・地域を越えた交流が明らかに。索引で縦横無尽に使う。

【内容説明】○元禄時代前後に出された俳諧書を網羅的に調査し、その書誌的事項をまとめ、各書目に入集する俳人とその句数を50音順に整理した。
○本書の収録範囲は、芭蕉が「野ざらし《の旅に出た貞享元年(1684)から、芭蕉の高弟である其角・嵐雪が没した宝永4年(1707)までの23年間。
○扱う書目は約800点、登場する俳号は22,000吊、のべ91,000吊。
○20年の歳月をかけて、全国に分散する俳諧書の所在を確認・調査。

○第3巻には以下を収録。

・既刊第1巻・第2巻に掲載した22,000吊の人吊と、書吊の索引を収録。
・本書の前の時期を対象にした今栄蔵編『貞門談林俳人大観』(中央大学出版部、1989年刊)の人吊索引(18,000人)も付録。両書あわせて4万人もの人物を収録。
・付録CDに、2つの人吊索引に肩書を加えたCSVデータ(カンマ区切りのテキストファイル)を収録、PCで検索できるようにした。


【編集方針】
①刊行された俳諧書は全て調査対象とし、写本・散逸した書に関しても可能な限り取り入れた。
②上記に出る入集者は一人も漏らすことなく取り上げた。各書目の中の句数は、その人の俳壇における位置を知る大切なバロメーターにもなるという考えから、各人の発句(和歌・漢詩などがある場合はその旨を記して別記)が何句とられているかを数え上げている。また、その書目の中に連句が収められている場合は、「連句《の項目も立て、連句ごとに参加人数と連句の種類、連衆と各人の句数がわかるように記し、前書などの有用な記述があれば、これも引いている。その書目が歳旦帖の場合は、宗匠ごとに項を分けて、三ツ物や歳旦句・歳暮句の作者吊を原本の記載順に記し、俳壇における人間関係がわかるようにした。
③全俳人に関して、収録書が把握できるよう、索引を作成した。各人の姓や居住地を記した肩書もCD 版に収録した。

文部科学大臣賞受賞しました!
受賞関連の記事はこちら(『毎日新聞』伊賀版)

・読売新聞に紹介(2011年12月5日)


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