八木書店 出版物・古書目録

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出版物

徳田秋聲全集 第二期 随筆・評論他(全12巻)
在庫あり

徳田秋聲全集 第二期 随筆・評論他(全12巻) (とくだしゅうせいぜんしゅう だい2き)

全12巻完結! 本体各9,800円

第19巻 随筆・評論1 明治28年~大正3年
第20巻 随筆・評論2 大正4年~大正14年
第21巻 随筆・評論3 大正15年~昭和6年
第22巻 随筆・評論4 昭和7年~昭和11年
第23巻 随筆・評論5 昭和12年~没後 付アンケート
第24巻 入門書
第25巻 合評・座談会
第26巻 翻訳・翻案
第27巻 年少者向け作品・俳句
第28巻 小説拾遺1
第29巻 小説拾遺2 
第30巻 小説拾遺3
【セット販売】※分売ご希望の方は小社までご相談ください。

編集委員 紅野敏郎・松本徹・宗像和重・田澤基久・紅野謙介・十文字隆行

本体117,600円+税

初版発行:2000年11月18日 A5判・上製・貼函入・平均450頁、総5,400頁 ISBN 4-8406-9692-6 C0393



第54回菊池寛賞・第22回出版梓会新聞社学芸文化賞受賞!
硯友社時代から戦中まで常に日本近代文学の第一線でその根幹に位置した大文豪の全貌を初めて示す

【内容説明】第二期収録作品中90%は単行本未収録。初期談話、文壇と文学者、作品論はもとより、都市日常生活、劇評・絵画評など、明治・大正・昭和三代の芸術家としての発言を初めて集成。

【目次】第19巻 随筆・評論1 明治28年~大正3年 解説・紅野敏郎
雑誌人物見立『文芸倶楽部』・一葉女史の作物・『凋落』に就いて・文芸上に於ける陶庵侯と早稲田伯・室中偶語・花袋氏・小杉天外氏・「新世帯」に就て・白鳥君・小説形式論・高浜虚子君・文芸院観・高田実論・抱月氏・正宗白鳥の『微光』・屋上屋語・逍遥先生・故嶺雲兄田村とし子論・雅号の由来・一隅より・須磨子の『カチュシャ』・一日一信・無感動・俊子女史の印象・病中日記 他全266編

第20巻 随筆・評論2 大正4年~大正14年 解説・松本徹
「爛」と「あらくれ」のモデル・文学者の妻・文章と材料・里見氏について・帝劇を見て 上司君に・どこか見世物式—泉鏡花氏の文章・柳川春葉君の事ども・箪笥町時代 附藻社・島村さんに就いて・梅蘭芳を見て・岩野君の死を悼む・最近の正宗白鳥君・私の踏んで来た道・大賛成「文壇無名同盟」・正宗君の人と作品・学校ぎらひな私—幼年時代の思出・無駄口・秋声閑談 震災後の文芸に就て・随筆流行・久米君の結婚・寸々語・江口換氏に与ふ・牀下の牀・紅葉山人とその夫人「文豪の家庭生活を追懐して」・描写論・私の「黴」が出た頃・安成二郎君の新著・帝展日本画瞥見・瀧田君の人及び業蹟 他全242編

第21巻 随筆・評論3 大正15年~昭和6年 解説・十文字隆行
わが文壇生活の三十年・風葉君の死を悼む・逝ける妻のことゞも・父として・二日会・順子のこと・心境から客観へ・『黴』を書いた頃の自分・映画について・私の言つたこと—広津氏への抗議・出版界の現状・大学界隈・大衆文学是否・芥川君を悼みて・或る秋声論・葛西君逝けるか・私と避暑・広津柳浪氏の思出・我が無名時代の思出・尾崎紅葉・白鳥氏に就て・私の机の上・花袋氏を見舞ふ・谷崎潤一郎の「現代語の欠点」を読む・小説と映画・日本の大杜翁田山花袋氏・私の政治的立場—立候補に際して・花形(長田幹彦について)・皮肉の文学(上司小剣)・ダンス・田山花袋氏の業績・浅草を見る・浪六と渋柿園・島崎藤村氏の近業「市井にありて」拝読・風葉・春葉・紅緑三氏の文学的業績・隅田公園と玉の井・算盤の問題 他全143編

第22巻 随筆・評論4 昭和7~昭和11年 解説・宗像和重
白鳥氏の「花袋論」とその恋愛観・芸術の源泉・バルザツク型とハアデイ型と・旧友霜川氏・紅葉先生と私・雑筆帖・如何なる文芸院ぞ・あらくれ会・文学雑話・尾崎紅葉を語る・文学は男子一生の為事か?・思ひ出るまゝ・あらくれ同人語・私小説是認・社交ダンス・文芸懇談会に就いて・レコオドと私・モオラルの問題・泉鏡花といふ男・文学を志す人に・雑音・灰皿・フェデェの近作 ミモザ館について・「夜明け前」読後の印象・映画偶感・代作・科学精神と文学精神・小説の骨 他全130編

第23巻 随筆・評論5 昭和12年~没後 付アンケート 解説・紅野謙介
硯友社時代・文化勲章に就いて・露伴翁・俗談平語・東京と自然・菊池寛賞を受けて・三つの時代・巷の外公論・鏡花追憶・老眼鏡・寸感旧友会・文学の真精神・眉山氏追悼・逝ける長谷川天渓氏・水上瀧太郎のこと・陶庵公と雨声会のころ・小杉天外氏喜寿の祝賀に因みて・新芸術院会員真山氏・寒の薔薇・病床にて・郷里金沢 他全120編

第24巻 入門書 解説・紅野謙介
人物描写法・創作講話・明治小説文章変遷史・小説入門・小品文作法・日本文章史・日本文学講話 

第25巻 合評・座談会 解説・紅野敏郎
新聞小説の創始時代から現在まで・徳田秋聲氏との恋愛、芸術問答・新興芸術派の人々とその作品に就て・明治時代の文豪とその生活を語る・文芸復興座談会・文学の積極性・懇話会一夕話・散文精神を訊く他 付座談会一覧

第26巻 翻訳・翻案 解説・宗像和重
自惚鏡・旧悪塚・氷美人・銀行手形・舞踏番号・士官の娘・ゴム靴・侠美人・時・悪徒の娘・夢物語・滞陣記・夜叉・人ベンチ・服従・哀史(レ・ミゼラブル) 他全21編

第27巻 年少者向け作品 解説・十文字隆行
今、今・内と外・えらがり鯛鮹・胡蝶・墨西哥の賊・穉き松・大実験・蛮人の惨刑・花の精・奴隷の生立・少女の望・土耳其王の所望・小船頭・猛獣の愛・カナリヤ塚・明朝の望・少年大和魂・目なし児・十二王子・蛍のゆくへ・猛虎大蛇格闘実話・瘤佐市・めぐりあひ・初奉公・唐傘 他全31編

第28巻 小説拾遺1 解説・松本徹
大破裂・愁芙蓉・門松売・園遊会・昔馴染・夏の夜・過去の罪・結婚難・通訳官・病恋愛・出征・運命 他全16編

第29巻 小説拾遺2 解説・十文字隆行
わかき人・森の団欒・佐十老爺・一家団欒・独り・他・赤裸・春・倦怠・餌・墨液・媒介者・伯父の家・破滅 他全29編

第30巻 小説拾遺3 解説・松本徹
春満々・団欒・発足・とらのこ・腹ちがひ・別れ途・母より母へ・争闘・恋愛放浪・馬鹿な男・隣室の女・小雨ふる・秋立つ頃・深夜の物音・薔薇の円舞曲・ひびの入つた笛・竊やかな犯罪・学校を出ない男 他全20編


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